慶應義塾体育会野球部は、東京六大学野球2023秋季リーグ戦で、4季ぶり40回目の優勝を決めました。
早稲田大学野球部より挑戦状を受けてから120年を迎える本年、秋季リーグ優勝をかけ早稲田・慶應義塾両校野球部による熱戦が3日間にわたって繰り広げられました。
10月28日(土)、早慶戦決戦の一回戦が行われました。慶應義塾は、1点をリードされる中、迎えた9回表に2点の追加点をあげるも9回裏に逆転され、惜しくも2対3でサヨナラ負けを喫しました。
続く二回戦は、試合開始直後に2点を先制。その後、早稲田大学に追加点を許さず7回裏にさらに追加点をあげ、 4対0で快勝しました。
一勝一敗で迎えた早慶戦三回戦。序盤から慶應義塾がリードしていましたが、5回裏から7回裏にかけて早稲田大学の攻撃と両校選手の素晴らしいプレーが続き、球場が盛り上がりました。両校選手へ応援席からの応援も熱が入ります。白熱した試合展開の末、慶應義塾体育会野球部は5対3でリーグ優勝を果たしました。
今季は、栗林泰三君(環境情報学部4年・外野手)が三冠王を獲得し、さらに栗林君と外丸東眞君(環境情報学部2年・投手)と宮崎恭輔君(環境情報学部4年・捕手 )の3名がベストナインに選ばれ、輝かしい記録を残しました。
閉会式後は、応援席で野球部員を迎え、優勝セレモニーが行われました。短い時間でしたが、応援に駆け付けた来場者と優勝の喜びを分かち合いました。