10月15日(日)、2023年慶應連合三田会大会が、4年ぶりに感染者対策等の制限のない形で、慶應義塾社中の皆様、日吉の近隣の皆様に向けて日吉キャンパスで開催されました。今年は「あらためて、希望の明星仰ぎて此処に」をスローガンとし、コロナによる様々な社会の変化を経験し、あらためて未来への希望を胸につながろうという想いがこめられました。
10時から日吉記念館で行われた記念式典では、森吉平大会実行委員長による開会宣言の後、塾旗登壇、塾歌斉唱があり、菅沼安嬉子慶應連合三田会会長からの挨拶では、会長のバトンを麻生泰氏(慶應義塾評議員)に渡したことも語られました。伊藤公平塾長の祝辞と続き、慶應義塾から長年の貢献に対して、卒業生の加山雄三さんに感謝状が贈られました。その後、今年卒業50年を迎え、招待された1200名を超える1973年(昭和48)年卒業の塾員(卒業生)に向けて、学生当時の画像をもとにした「卒業50年招待塾員記念VTR上映」がありました。これを受けて小泉和久1973年三田会代表幹事からのご挨拶では、1973年の3月は卒業式が開催されなかった年で、50年後に集うことを年度三田会の目標にし、無事達成できたことが語られました。最後に、今年の夏の甲子園で優勝を決めた高等学校野球部メンバーからの優勝報告、「若き血」の斉唱がありました。
このほか、塾長トークイベント「リアルで会うということ」~ポストコロナの気品の泉源~と題して、池上彰氏、山口周氏、伊藤塾長による鼎談や、チアリーディング キッズ体験教室などのイベントも用意され、幅広い年代の方が楽しめるプログラムがキャンパス内の各会場で開催されました。多くの模擬店の出店もあり、雨が上がった後の記念館前や中庭では食事を楽しむ姿も多くみられました。最後には、グランドフィナーレとして、豪華賞品が当たる福引抽選会や応援歌ステージが行われ、久しぶりの再会を喜びあう一日となりました。