4月27日(水)、日吉キャンパスにて教養研究センター主催の「情報の光と影」をテーマにした講演シリーズ「情報の教養学」が開催され、伊藤公平塾長が登壇し、「情報に踊らされず、世界を平和に導く!」と題した講演を行いました。
講演では、近未来に想定されるテクノロジーの進歩による世界観を案内しながら、今回の主要テーマである「情報」の価値について説明しました。国家・宗教の成り立ちにおける情報の重要性、今日のグローバルな世界で、規則(ルール)が作成される際の必要な情報の大切さを、学生が身近に感じられるニュースを取り上げながら、価値のある情報を取得する必要性について訴えました。最後に、現代社会に氾濫する情報に利用されるのではなく、自分自身で情報を取得する対価を払い、その情報を基に、正しい判断のできる人になってほしいと学生を激励しました。
講演後の質疑応答では、SNSの影響、情報の取扱いルールなど、さまざまな情報に関係する質問が学生から寄せられ、活発なやり取りが行われ、伊藤公平塾長の回答に熱心にメモをとる姿も多く見られました。