視聴する低学年の生徒たちも考慮し、英語と日本語両方でおこなわれた交流会当日は、子どもたちからクームス選手への銅メダル獲得のお祝いの言葉に始まり、クームス選手の好きな日本食は何か、など視聴者も参加できるクイズが行われました。続けて普段クームス選手がおこなっているエクササイズを参加者みんなで行い、最後に質疑応答、神武直彦横浜初等部長によるお礼の言葉で終了となりました。クイズの中ではクームス選手の出身地のデヴォン州が登場し、ぜひ訪れてほしい場所として紹介されました。クームス選手はメダルを披露し、緊張を和らげる方法や落ち込んだ時に立ち直る方法、今のパラスポーツに対して子どもたちにもっと知ってほしいことがあるか、など様々な質問にも丁寧に回答してくれました。障害者ということで差別を受ける人がいることに対し何ができるか、という質問に対しては、障害者だけでなく全ての人が一人ひとり違うことを認識し、違いを認め、受け入れ合うことが大切だということをより多くの子どもに知ってほしいと話しました。
当日は時差を考慮して夜間の開催となりましたが、実際にクームス選手と会話した生徒に加え400名を超える横浜初等部生の視聴があり、多くの生徒にとって国境を越えた交流への意欲が高まるイベントになりました。