慶應義塾大学体育会野球部は、東京六大学野球2019秋季リーグ戦で、3季ぶり37回目の優勝を決めました。
11月2日(土)に行われた早慶戦(1回戦)で、野球部は早稲田大学に7-1で勝利をおさめ、9連勝でリーグ戦の優勝を決めました。91年ぶりの10戦全勝優勝をかけて臨んだ3日(日)の早慶戦では、試合開始直後に3点を失う苦しい展開となり、終盤の追い上げもむなしく、4-6で敗れました。続く4日(月)の早慶戦では、1点を争う白熱した試合展開の末、惜しくも3-4でサヨナラ負けを喫し、すべての対戦校を相手に勝ち点を上げる完全優勝は逃しました。しかしながら、野球部主将の郡司裕也君(環境情報学部4年・捕手)が、義塾としては1996年春の高橋由伸選手以来となる三冠王を獲得し、加えて5名の野球部員がベストナインに選ばれるなど、輝かしい記録を残しました。
閉会式終了後、明治神宮野球場から三田キャンパスまでのパレードと三田山上での優勝祝賀会が行われ、パレードには約750人、優勝祝賀会には塾生、塾員(卒業生)、地域の方々等約2000人が参加し、優勝の喜びを分かち合いました。