慶應義塾の開校記念日でもある4月23日(日)、慶應義塾体育会創立125年記念式典が日吉キャンパスにて開催されました。
2017年に創立125年を迎えた体育会は、この節目の年に、「学生スポーツの未来を担う」というスローガンのもとさまざまな記念事業を企画しており、今回の式典はその一環として行われました。
会場である日吉記念館には、現役の体育会部員や一貫教育校生、教職員、1,300名を超える体育会卒業生(最高齢は97歳)や体育会43部の部長・監督などの体育会関係者が集いました。
式典では、清家篤塾長が式辞のなかで「練習ハ不可能ヲ可能ニス」という小泉信三元塾長の言葉を紹介しながら、体育会の活躍は慶應義塾の誇りであり、努力を重ね文武両道を体現する体育会部員の姿は、ともに大学生活を送る全ての塾生にとって良い刺激になると激励しました。
続いて、来賓の松野博一文部科学大臣、鎌田薫早稲田大学総長、奈藏稔久三田体育会会長から祝辞がありました。各部主将による「学生スポーツの未来を担う43部メッセージ」の後、現役部員を代表して体育会本部主幹の平野皓大君が挨拶を行い、続いて、リオデジャネイロパラリンピックの陸上競技で入賞を果たした高桑早生君(2015年総合政策学部卒業)が「慶應義塾体育会125年の一員として」と題する記念講演を行い、式典は終了しました。
当日は天候にも恵まれ、穏やかな陽気のなか、関係者による祝賀会で旧交を温めたり、同時開催の記念展覧会「次世代への継承」を観覧したりと、思い思いに楽しむ参加者の姿が見られました。