環境情報学部 中澤・大越研究室に所属する都筑零さん(受賞時総合政策学部3年)が、情報処理学会 第89回ユビキタスコンピューティングシステム研究会(UBI)で「UBIヤングリサーチャー賞」を受賞しました。
情報処理学会 ユビキタスコンピューティングシステム研究会は、2001年4月に設立された「情報家電コンピューティング研究グループ」と「知的都市基盤研究グループ」が母体となって2003年4月に設立され、20年以上にわたり国内のユビキタスコンピューティング研究を牽引している研究会です。研究分野は、人間から、家庭、オフィス、公共空間、モビリティといった身の回りの生活空間・都市空間、さらには人間だけでなく動植物まで幅広く、ユビキタスコンピューティングの基盤技術であるコンピュータアーキテクチャ、センシング、コンテキストアウェアネス、ネットワーキング、入出力デバイス、ヒューマンインタフェース、ヒューマンコンピュータインタラクションなど多岐にわたります。
第89回を迎える今回、サテライトキャンパスひろしまにて研究発表会が開催されました。「UBIヤングリサーチャー賞」は、大学院1年生までの学生枠で投稿した論文に対してプレゼンと論文の質を総合的に判断して表彰される賞です。
受賞論文
スマートフォン内のセンサ情報のみと機械学習によるWBGT推定手法
○都筑 零・田中 元(慶應義塾大学 総合政策学部)・柘植 晃(柘植ITデザイン事務所)・丸井 朱里(慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科)・中澤 仁・大越 匡(慶應義塾大学 環境情報学部)
都筑零さんのコメント
この度、情報処理学会第89回ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)研究発表会にて「ヤングリサーチャー賞」を受賞いたしました。このような名誉ある賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。
本研究は、熱中症の危険度を示す指標であるWBGT(暑さ指数)を、スマートフォンに内蔵されたセンサ情報のみから機械学習を用いて推定する手法を提案したものです。本手法により、高価な専用計測機器を必要とせず、日常環境において誰もが手軽に、継続的なリスク計測を行えるようになります。
今回このような賞をいただくことができたのは、ご指導・ご支援くださった張嘉宝氏(環境情報学部卒業)、近藤綾香氏(政策・メディア研究科卒業)をはじめとする中澤・大越研究室の先生方、先輩方、友人、そしてご協力いただいた国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の皆様のおかげです。心より厚く御礼申し上げます。
今回の受賞を励みとして、今後もより一層研究活動に邁進してまいります。また、本研究が目指すように、皆様におかれましても熱中症には十分お気をつけください。
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当