環境情報学部准教授 鳴川肇研究室所属の江田俊介さん(政策・メディア研究科修士課程2年)・環境情報学部准教授 藤井進也研究室所属の佐野風史さん(政策・メディア研究科修士課程2年)の作品が、第3回 札幌駅前通アワード(主催:いちご株式会社・札幌駅前通まちづくり株式会社)で「いちご賞」を受賞しました。
まちづくりとアートの未来をつくる「札幌駅前通アワード」は、「札幌駅前通」を中⼼に札幌を⽂化的で創造的なまちとして発信することを⽬的に誕⽣しました。
第3回となる今回は、札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」に面して新たに誕生するオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO」の高さ6m×幅3mのサイネージで放映する映像作品が募集されました。本ビルは「Power Link Village ― つなぐ」をコンセプトに、人と人、都市と人のつながりを育む新しい都市拠点を目指しており、「LINK」をテーマに本アワードが実施されました。
江田さん・佐野さんによる映像作品「Harmony of Scapes」は、札幌の都市と自然が調和した映像表現と確かな技術に裏打ちされた映像美が評価され、「いちご賞」を受賞しました。
今回賞に選出された映像作品は、「THE VILLAGE SAPPORO」B1Fに設置されるサイネージで2026年5月下旬から放映される予定です。
受賞作品
【いちご賞】
Harmony of Scapes
江田俊介、佐野風史
江田俊介さんのコメント
本作品は、札幌に足を運び、多様な風景が織りなすつながりを感じながら制作しました。アイヌの方々に話を伺う中で、北海道に古くから住み続けてきた人々が、森、水、土などの自然や人間の力が及ばないものに魂が宿ると考えてきたことに着想を得ました。The Village Sapporoを訪れる人々に、都市の気配がいつしか水の流れや木々の重なりへと溶け込み、 過去から未来へと続くつながりを体感していただけると幸いです。
佐野風史さんのコメント
この広大な映像には、人が意識して「聴く」音楽よりも、気づけば肌に馴染んでいるような「空気」が必要だと思いました。都市の喧騒がいつの間にか森のざわめきへとすり替わる、その不思議な移ろい。地下通路を行き交う人々の足取りに、水のせせらぎや森の深淵が静かに重なる瞬間。ただそこを通り過ぎるだけで、ふっと心が別の景色へ連れ去られるような体験になれば嬉しいです。
発信元:湘南藤沢事務室 総務担当