慶應義塾

「なぜ?」から始まる学びが未来を変える

公開日:2026.08.04

総合政策学部

AO入試

男性

高校

群馬県立尾瀬高等学校

学年

総合政策学部・1年  

所属している研究会(メイン)

所属なし

所属している研究会の専攻

所属なし

自身の研究テーマ

なし

学生生活で力をいれていること

多様な授業を取り知見を広げる。また行動力を鍛える。

高校時代の部活動

理科部・生徒会・片品村未来構想委員会所属

高校時代の部活動をいつまでやっていたか

高3夏まで(不定期で基本通わず)

好きな科目

地理・生物

高校時代に力を入れたこと

1.地域の資源を活用した陶芸教室

里山環境の活用に疑問を持った私は、地元の土や廃材などの資源を使って村の方と作陶できる場所をゼロから作った。何度も失敗しながら開いた陶芸教室には延べ五十人以上が参加。村の自然や文化を肌で感じる体験を共有することができた。

2.カードゲーム「Oze duel」を使用した取組み

尾瀬地域の興味関心を高めるため、カードゲーム「Oze Duel」を制作。村の情報をカードに落とし込むにつれ人や活動をつなぐ重要性に気づき、高校と周辺の自治体に新たな探究学習の方針を提示した。現在は、このOzeDuelを使って、尾瀬高校がハブとなったコミュニティを作ることが具体的になりつつある。

私の高校自慢

「自然環境科」があり、全国から自然好きな個性派の学生が集まります!

SFCを知ったのはいつ?

高3の夏

SFCオープンキャンパス(ウェブ含む)には参加した?

参加した(高3の夏)。パンフレットの内容をより深める機会になった。

塾や予備校を利用した?

いいえ

浪人経験は?

なし

SFCを受験しようと決めたのはいつ?

高3の夏

SFCに合格した入学試験は?

AO入試

受験した科目は?

日本語・4月入学

合格した入試以外に受けた入試は?

なし

SFCの志望順位は?

第一志望

併願した学部は?

なし

併願した他大学は?

高知大学 地域協働学部

SFCを志望したきっかけと、大学入学まで

私の進路選択は人との出会いがきっかけでした。

私は高校時代に下宿生活や地域活動を通して、人と自然が共に暮らす里山に惹かれたことから、地域や自然に関わる学びができる大学を高校三年生から探していました。しかし、「農学」や「環境学」といった枠組みはどうもしっくりこず、進路に迷っていました。

そんな高3の夏、地方創生に取り組むイベントでSFCの研究室の方たちと出会いました。SFCは「自然・人・文化」を切り離さず、分野を横断して地域と向き合っていたのです。私はそれまで「どの学部に入るか」ということに囚われていましたが、本当にやりたかったのは「地域の営み全体を捉える」ことでした。

「学際的な視点」こそが私の目的を叶える手段だと気づき、自身の限界に挑戦できる最適な環境だと確信してSFCを第一志望にしました。その後は、AO入試に向けて自身の活動を振り返り、自分の「軸」を言語化して受験に挑みました。そして合格した後も自身の活動を深め、形にして地域に残していきました。

オススメの勉強法は?

私は、高校時代下宿していた地域が元気になればと陶芸活動やカードゲームを制作してきました。

そんな私のおすすめの勉強法は、まず日常的に「なぜ?」と背景を考察し、好奇心を持てたものがあれば行動してみることです。

私は自身の活動を通して「一つの正解を探す」のではなく、「知る・調べる・伝える」等の多様な視点から気づき、自分なりの答えを築く力を磨いてきました。

ぜひAOの入試対策という言葉に囚われすぎず、自分の好奇心から動いてみてください。

高校での勉強から今のSFCまでの学びまでの繋がり

私の学びの原動力は、「好奇心」「探求心」と「人との繋がり」でした。

例えば私の陶芸活動です。最初は近くの炭焼きの師匠と出会い、七輪を使った陶芸からチャレンジ。窯を自分で設計して作り、失敗を重ねてようやく作品ができた時、この感動を伝えたいと思いました。こうして開いた陶芸教室でしたが、そこは薪を割る人もいれば虫捕りに夢中な人もいるなど皆が思い思いの時間を過ごす場所になっていました。そんな経験から多様な人と繋がり、主体的な参加を促せる「余白」を設計する大事さに気付き、後にカードゲームを作る中で未完成な状態のまま人の前に提示、様々な人が関われる形をとりました。私はこのような活動を通して地方創生に挑戦していました。

あなたはこれを読んでどう思いましたか?

工夫していて楽しそうだなと思う人もいれば、わざわざ大変なことを、、と思う人もいるでしょう。現代は効率の良さが優先されるため、後者のように感じる人が多いかもしれません。

かつての地方には不便を工夫して楽しむ風土がありました。しかし、すべてを効率・成果のモノサシで測ってしまうと、手間や時間の中にある「身近な豊かさ」は単なる「不便」として切り捨てられ、地域の良さが隠れてしまうかもしれません。

このような思いから私はSFCで地域の持つ「たまには遠回りを楽しむことができる環境」を活かせるような知識・技能を学び始めています。

受験生へメッセージ

私は中学時代、不登校でほとんど学校に行っていませんでした。

そんな自分が変わることができたのは、高校入学時に「どうやって学校生活に戻ったらいいんだろう」と考え始めたことでした。

「なぜ?」と背景を深掘りし、様々なところをめぐって得た点と点を繋ぎ、アウトプットする感覚を大切にしてきました。 そうすると本当に自分がやりたいこととは何か、そんな道が見えてきました。

周りと違っていい。離れたっていい。でもなにか思ったら一歩踏み出してほしい。私のように学校を飛び出して趣味を極めるのもよし、何か作るのも勉強するのもよし。

それらの活動を伝えるのに「軸」はいりません。迷いながらも挑戦してきた人を全力で応援してくれる環境がここにはあります。

是非常に思考を巡らせてみてください。そうして迷いながらも思いを持った人をSFCで待っています!