私は2015年から特にフランス領アルジェリアの植民地教育に着目することにしました。この研究は、すでに3つの論文の対象となっておりまして、「原住民教育」の創設とサン=シモン主義の関係、ムスリム女子を対象とする教育の特質、両戦間期におけるムスリム女性に対するムスリム現地人の小学校教員のディスクールという課題に触れています。 今後の研究につきましては、フランスとアルジェリアの資料館に足を運び、そこで保管されている史料の分析に基づき、ジェンダー論の視点からフランスの植民地支配の文脈におけるムスリム児童を対象とする教育について、教育制度、教授法、教育政策の社会的経済的影響など様々な角度から研究を進めていきたいと考えています。