慶應義塾

烏谷 昌幸

カラスダニ マサユキ

Karasudani, Masayuki

法学部 政治学科/教授

基本情報

専門

政治コミュニケーション研究

教員からのメッセージ

2022年に『シンボル化の政治学ー政治コミュニケーション研究の構成主義的展開』という著書を出版しました。この著書において、人々の欲望、感情と強く結びついたシンボルが社会の中で生まれ、政治の領域に取り込まれて利用されていく「シンボル化」のプロセスを研究することの重要性を主張しました。 この後、シンボル化の政治の現代的事例として陰謀論政治に注目するようになりました。直接のきっかけは、2021年1月6日にアメリカで起きた連邦議会議事堂襲撃事件でした。この襲撃は、バイデン大統領が当選した2020年のアメリカ大統領選で大規模な不正が実施された(「選挙が盗まれた」)という「不正選挙陰謀論」を信じた人々によって引き起こされたものでした。なぜ、人々はこのような荒唐無稽な陰謀論を信じるのかという問題をシンボル政治研究の視座から考えてみたいと思った次第です。 未知の領域であった陰謀論研究については、手探りで少しずつ進めてきました。手始めに翻訳をし、一般図書の執筆にも挑戦しました。この過程で、陰謀論をはじめとして人々を没入させる物語やメディア技術にも広く関心を向けるようになりました。今は、オンラインカジノにハマってギャンブル依存症になった人やゲーム障害の問題にも関心を広げながら、メディア社会論の教科書を執筆中です。

略歴

プロフィール

1974年6月14日生まれ。愛媛県新居浜市出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。慶應義塾大学法学研究科にて修士号、博士号を取得。武蔵野大学現代社会学部、政治経済学部准教授を経て、現職。法学部政治学科に所属すると同時にメディア・コミュニケーション研究所においても研究会を担当している。2024年からは同研究所所長。専門領域は政治コミュニケーション研究、メディア社会論、ジャーナリズム論。関心領域は、「シンボル化の政治学」「陰謀論政治」など。

総合紹介

研究

研究分野

政治学 / 政治コミュニケーション

研究活動

教育活動

所属