執筆者プロフィール
山本 響子
薬学部山本 響子
薬学部
米ノースカロライナ大学病院における約4週間の海外アドバンスト実習に参加し、薬剤部のみならず、循環器ICU、新生児ICU、TPN(中心静脈栄養)専門チーム等、多様な診療科の薬剤師業務について幅広く学ばせていただきました。各診療科で毎朝の回診に参加し、ベッドサイドで患者さんの声に耳を傾け、医師・看護師・薬剤師を含む各メンバーがそれぞれの視点から積極的にディスカッションを重ね、チーム一丸となって最適な治療方針を入念に決定していく過程を間近で学びました。このように、チーム医療における活発な多職種連携、他職種からの薬剤師への厚い信頼を肌で感じたことが最も印象に残っています。一方で、医療保険制度や薬剤師の業務範囲等、日米間での医療現場を取り巻く環境の違いを実感し、日本の薬剤師に求められる役割を客観視でき、日本の医療現場の優れた部分にも意識を向けることができました。
実習外の時間では現地の薬学部生と交流を深め、地元住民の健康管理のボランティア活動やチャリティーイベントへ参加したことも忘れられない思い出です。勉強熱心で志の高いノースカロライナ大学の薬学部生と、将来どのように薬学の知識・経験を社会に活かしていきたいかを語り合う中で刺激を受け、自分自身も奮い立たせられたことは、帰国した今でも大きな糧となっています。海外アドバンスト実習で得られたかけがえのない経験を活かし、より良い日本の医療現場に貢献することができるよう日々励んでいます。