執筆者プロフィール
木城 美保
薬学部木城 美保
薬学部
ワシントン大学附属病院の1つであるNorthwest Hospital and Medical Centerにて2019年6月に約1ヶ月間の実習に参加しました。渡航前にオンラインで教育プログラムを受講し、「Pharmacy Assistant」(現地の薬剤師の監督のもと、限られた業務を行える資格をもつ)として、救急病棟専属の薬剤師とともに、主に抗菌薬や血液凝固阻止剤といったリスクのある薬の用量、栄養剤に含まれる成分の種類や割合を決定するといった業務を行いました。アメリカは州によって法律が異なり対応が違うため、実習先の要件に合わせて準備が必要ですが、周りの方々のサポートもありますし、準備も含めて良い経験となりました。
日本では薬の用法用量に関して、薬剤師はあくまで医師への「提案」はできますが、決定権はありません。アメリカでは、薬剤師の決定権が日本と比べて大きく、自分が設計した用法用量がそのまま患者さんの治療に直結します。責任は大きいですが、病状が良くなっていく患者さんを見るのは本当に嬉しいですし、医師や他職種と「チーム」として働く一体感を強く感じることができました。
実習は平日の7時から15時までで、実習後や週末はステイ先のホストファミリー、現地の学生達と一緒にシアトルの街を満喫しました。特にホストファミリーは本当に親切な方々で、今でもメールのやり取りをするなど交流があり、素敵な出会いとなりました。
渡航前は語学力や実習内容に関して、自分にできるだろうかと自信が持てず、不安なこともありましたが、ずっと憧れていたプログラムに参加でき、本当に貴重な経験となりました。迷っている方はぜひ、挑戦してみてください!