慶應義塾

自分の殻を破り、視野を広げて、 医療で社会に貢献できる人になる。

公開日:2026.10.29

幼少期のぜんそくの経験から薬剤師に憧れを抱き、 中学生の時に訪れた「芝共薬祭」で先輩方の輝く姿を見て、 慶應義塾大学薬学部薬学科の受験を決意。 入学後は、ミスコンファイナリストとしての活動など、 引っ込み思案だった自分の殻を破るための挑戦を続けています。 周囲からのさまざまな刺激を受けて、視野が広がった今は、 薬剤師にこだわらず、将来のビジョンを大きく描いています。

執筆者プロフィール

  • 竹中 結子(タケナカ ユウコ)

    薬学部 薬学科 4年(2026年10月現在)

    *インタビューは2026年3月・薬学科3年在籍時に実施

    竹中 結子(タケナカ ユウコ)

    薬学部 薬学科 4年(2026年10月現在)

    *インタビューは2026年3月・薬学科3年在籍時に実施

幼少期に抱いた、優しい薬剤師の方への憧れがきっかけ。 芝共薬祭での先輩方の輝く姿を見て、慶應薬学部へ。

私は2歳の時にぜんそくを患い、幼稚園の頃は入院生活も経験しましたし、小学校高学年までは吸入器を手放せない日々を過ごしていました。その吸入器の使い方を幼い私にもわかりやすく教えてくれた、優しい薬剤師さんに対して抱いた憧れが、医療の道を志そうと思った原点だと思います。

慶應義塾大学薬学部薬学科(6年制)を志すきっかけになったのは、中学3年生の時に訪れた学園祭「芝共薬祭」です。キャンパスで実験を体験させてもらった際、生き生きと学ぶ先輩方の姿にふれ、「私もここで6年間学びたい」と感じました。それまでは漠然としていた憧れが、その日を境に具体的な目標へと変わり、受験勉強への向き合い方も変わりました。もともと理系科目が好きだったこともあり、慶應薬学部で医療の専門性を身につけたいという思いを胸に、大学受験に臨みました。

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社会に出る前に、引っ込み思案な自分を変えたい。 その思いを原動力に、ミスコンやSNS発信、早朝のアルバイトに挑戦。

私はもともと引っ込み思案で恥ずかしがり屋な性格なのですが、社会に出る前にそんな自分を変えたいと考え、いろいろなチャレンジをしました。今までで最大の挑戦が、ミスコンかもしれません。写真も人前で話すことも得意ではなかったですし、SNSの投稿も最初は苦戦しました。Instagramで薬学生の日常や勉強法を発信することを始めて、ようやく投稿を楽しめるようになりました。全国の薬学生から「一緒に頑張りましょう」といった共感のメッセージをいただけるようになり、発信することの意義を実感できました。

カフェでのアルバイトも、引っ込み思案な私にとっては一つの挑戦です。アルバイトがある日は午前4時に起床し、授業や実習が始まる前に働いています。薬学部の実習は終了時間が予測しにくいので、夜ではなく、確実に勤務時間が確保できる早朝を選びました。朝に働いて身体を動かすことは、午後の授業に向けた良い気分転換になっています。

テストが近づいてくると、授業後も大学の図書館が閉館するまで勉強しますが、帰宅後はリラックスして過ごしています。時間を有効活用した、メリハリのある生活を心がけています。

スケジュール図

薬学の専門性を高め、医療を通じて社会に貢献したい。 自分を変える挑戦で知った選択肢から、未来への道を探す。

半年ほどのミスコンでの活動を通じて、世の中には私が想像するよりもっと多くの仕事があることを知りました。薬剤師に憧れて慶應薬学部に入学しましたが、現在は薬剤師という枠に捉われすぎないように意識しています。将来のビジョンを今のうちから具体的な一つの職種に絞るのではなく、より広い視野で自分のキャリアを考えることが大切だと考えるようになりました。これから始まる研究室選びにおいても、自分が情熱を持って取り組める分野を探していくつもりです。

ただ、大学で学んでいる薬学の知識を活かし、医療を通じて社会に貢献できる人間になりたいという根本の軸は揺らいでいないと思っています。薬学という学問は、多岐にわたる業種、職種に繋がっています。

この6年間で、自分の興味がどこにあるのか、自分にどんな強みがあるのかをしっかりと見極めていきたいと考えています。そして、幼い頃に私を助けてくれた薬剤師さんのように、今度は私が薬学の専門知識で人々の健康を支えられる存在へと成長していきたいです。

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刺激し合える仲間と一緒に成長できるのが、慶應薬学部。 勇気を持って一歩踏み出し、新しい自分に出会う環境へ。

慶應義塾大学は、チャレンジ精神旺盛な学生達が、自分の目標に向かって主体的に学びを深めていく場所だと思います。周囲には、学業はもちろん、スポーツやその他の課外活動でも目覚ましい活躍をしている仲間がたくさんいます。そんな彼らから刺激を受けることで、私自身も「もっと頑張れるはずだ」と、入学前よりも前向きに挑戦的な選択にも飛び込めるようになりました。

受験生の皆さんは、今、不安や焦りを感じているかもしれません。そんな中でも大切なのは、自分がどういう道に進みたいか、どんな仲間と切磋琢磨して成長したいかという未来のビジョンです。目標が明確になれば、努力を重ねていく力になります。

慶應薬学部には、新しい自分に出会える環境が整っています。皆さんが自分自身で納得できる進路を切り拓けるよう、心から応援しています。いつかこのキャンパスで、皆さんと一緒に学べる日を楽しみにしています。

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