慶應義塾

Challenge Grant: 日本語版LIBRE Profile-SFの開発と信頼性および妥当性の臨床研究

公開日:2026.06.10
KGRI

研究概要

熱傷患者さんの社会復帰を評価する患者報告型アウトカム尺度『The Life Impact Burn Recovery Evaluation Profile』の日本語版を開発し検証することを目指しています。この尺度が日本で実用化されることで、熱傷患者さんは自身の状態を把握できるようになり、医療者は患者さんが必要としている支援を理解し、治療方針の決定に活かすことができるようになります。

2026年度事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標

引き続き、日本語版LIBRE Profile-SFを残るおよそ60名の熱傷患者さんのご協力のもとに実際に回答いただき、既存の健康関連QOL尺度とも比較することを行います。同評価尺度が日本の熱傷患者さんの社会参加/社会復帰の程度を評価するのに信頼できるものであるのか、妥当なものであるのかを検証を完了させるのが今年度の活動目標になります。

■2026年度の新規活動目標と内容、実施の背景

解析結果、検証結果を踏まえて、将来の臨床応用を目指したアプリケーションの開発を新たな目標として掲げます。これにより、熱傷患者さんがいつでもどこでもインターネットを介して自己の評価を容易に行えるようになります。

2025年度事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2025年7月の開始からおよそ半年間で全国から37名(目標100名)の熱傷患者さんのご協力のもとに実際に回答いただきました。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

和文論文1篇(日本熱傷学会機関誌「熱傷」、2025年9月)、国際学会にて発表1件(第3回世界瘢痕学会、東京、2025年12月)

■プロジェクト活動を通じて特に成果を挙げた事柄

日本語版の開発過程と結果を論文にて報告したこと、全国37名の患者様の協力でデータの収集が出来ていること

プロジェクトメンバー

研究代表者

佐藤 幸男

専任講師医学部救急医学