研究概要
「Ideation & Activation」とは、研究活動に次世代へのビジョン形成や価値創造の視点を取り入れ、社会的ニーズを先取りすることを目的とした先導的アプローチである。この視点を加えることで、従来は顕在化していなかった研究課題を見いだし、その成果を社会実装へとつなげる道筋を構築することが可能となる。
本プロジェクトは、企業や自治体などが抱える社会的課題や経営課題をワンストップで受け入れ、学内研究者による対応チームを組成し、ソリューションを提供することを目的としている。多様な専門性を結集し、実践的かつ学術的根拠に基づく解決策を提示することで、大学が有する学知の社会実装を推進する取り組みである。
さらに、こうした活動を通じて得られた現場の課題や社会の変化を、次世代の研究テーマとして学内に還元していく。J-PEAKSが掲げる研究力の強化や研究成果の社会実装という理念とも連動し、社会貢献と研究開発が相互に高め合う循環を生み出すことで、社会貢献と研究開発が相互に作用し合い、研究力の向上と持続的な知の創出の実現を目指すものである。
2026年度事業計画
■2026年度の活動目標と内容、実施の背景
2026年度は、昨年より継続しているプロジェクトの更なる深化・深堀を図ることに加え、既存学知の横展開を推進し、縦横両面でプロジェクトの活動を拡充する。
また、イベントを通じた研究広報活動のほか、プロジェクトとしての学会活動などを積極的に行い、研究者の活動や成果を広く発信することで、
本プロジェクトのプレゼンスを高めていく。
2025年度事業報告
■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度
企業や自治体等が抱える多様な課題に対し、複数のサブプロジェクトを立ち上げ、学部横断的な対応チームを組成することで課題解決に貢献した。また、その中でと学知の社会実装にも貢献した。
本取り組みにおけるサブプロジェクトは計6件にもなり、その内容はデータサイエンスのマーケティング活用からおひとりさま高齢者問題への対応、AIを用いた生産性向上、
さらには心理学からサーキュラーエコノミーまで、多岐にわたる。また、参画する研究者も経済学から理工学、法学、心理学、社会学などさまざまな分野の研究者が参画した。
■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)
イベント:
2025年12月4日 慶應義塾大学三田キャンパスG-Labにて
『ネクストファミリー』の時代の価値創造を考える──2050年の家族・パートナーシップ像と企業経営のかたち 開催
2025年12月10日 慶應義塾大学三田キャンパスG-Labにて
『システミックデザイン』による新たなるビジネス機会の創出──『気候変動 × 都市』をテーマに考える 開催
プレスリリース:
2025年9月11日 慶應義塾大学と株式会社かんぽ生命保険が“おひとりさま高齢者”を包括的に支援するサポート体制作りを目的とした協働を開始
■プロジェクト活動を通じて特に成果を挙げた事柄
特になし
サブプロジェクトメンバー
感情神経科学
