2026年10月5日(月)、日吉キャンパスにおいて、プロテニスプレイヤーの市川誠一郎氏を講師に迎え、一般公開講演会「正解のない人生を生きる―開成・東大卒から、25歳で始めたテニスでプロになった男の挑戦」を開催しました。
市川氏は、開成中学・高等学校から東京大学へ進学し、現代音楽の道を歩んだ後、25歳で未経験からテニスの世界に飛び込み、現在は世界を舞台にプロテニスプレイヤーとして挑戦を続けています。
講演では、人生の転機ごとにどのような葛藤があり、何を拠り所に決断してきたのかについて、自身の経験を交えながら語られました。
「決断の軸は『心が震える』かどうか」「誰かに背中を押してもらうのを待つのではなく、自ら一歩を踏み出すこと」といった言葉には強い説得力があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、市川氏は結果や成功だけではなく、「命を懸けて挑む『日々の瞬間』が幸せ」と語り、方法論にとらわれず自分自身に合った方法を見つけながら挑戦を続けることの大切さを伝えました。
講演後の質疑応答では、進路選択や決断の仕方、モチベーションの維持などについて多くの質問が寄せられ、予定時間を超えて活発な対話が行われました。
参加者からは、
「何歳からでも挑戦できることを体現していて勇気をもらえた」
「結果ではなく、挑戦する過程そのものに幸せを見いだすという考え方が印象に残った」
「自分の人生や、子どもの進路について改めて考えるきっかけになった」
「熱意と行動力に圧倒された」
などの感想が寄せられました。
今回の講演は、学生だけでなく、教職員や一般参加者を含む幅広い世代にとって、「自分らしい人生とは何か」「挑戦することに年齢は関係ない」ということを改めて考える貴重な機会となりました。
協生環境推進室では、今後も多様な生き方や価値観に触れる機会を提供し、一人ひとりが自分らしい人生やキャリアについて考えるきっかけづくりを進めてまいります。