慶應義塾

中等部でロンドン交響楽団によるワークショップ開催

公開日:2026.10.19
広報室

9月25日、ロンドン交響楽団(LSO)の演奏者が中等部を訪れ、器楽部の生徒とのワークショップを通じた交流会が行われました。

まず、中等部を訪れた7名の演奏者に感謝の気持ちをこめ、器楽部の生徒がブラームスの交響曲第1番第4楽章を演奏しました。その後、楽器ごとに教室に分かれてワークショップを開始。世界トップレベルの演奏者から直接指導を受けられる機会に生徒は緊張しながらも、各教室には「音」を「楽」しむような和やかな雰囲気が漂っていました。

ワークショップ終了後、体育館に戻り、今度は器楽部とロンドン交響楽団の合同で交響曲第1番第4楽章を演奏しました。ワークショップと合同演奏を通して、生徒は演奏技術だけでなく、自信や主体性、音楽への理解を深め、音楽表現の魅力にもあらためて触れる貴重な機会となりました。

続いて、LSO奏者によるハイドンの弦楽四重奏曲 作品76第2番「五度」より第1楽章が披露されました。生徒はコンサート会場と化した体育館に響く美しい音色に聴き入りました。演奏後には質疑応答が行われ、生徒からは本番前の緊張との付き合い方、オーケストラでの演奏とソロで演奏する際の心構えの違いといった多くの質問が寄せられました。LSOメンバーからは、「誰でも間違えることはあるので、個々の音符に固執せず、とにかく演奏を楽しみ、曲全体や音楽そのものに意識を向けること」の大切さが語られるなど、生徒は多くの気づきと励ましを得ました。また、「オーケストラで演奏する際は、自分自身の演奏以上に他のパートの音や動きを強く意識することで、全員で同じゴールに向かって演奏することができる」といった助言から、器楽部の一員として大切な示唆を得ることもできました。

参加した生徒からは、「コンサート会場で客席から聴くのとはまったく違う音色に圧倒された」「間近でプロの演奏者の指の動きを見ることができ感動した」といった感想が寄せられ、音楽のすばらしさや学ぶ喜びをあらためて感じる様子がみられました。

ワークショップの様子(チェロ、コントラバスパート)
ワークショップの様子(ヴィオラパート)
ワークショップの様子(クラリネット、ファゴットパート)
ワークショップの様子(フルート、オーボエパート)
ワークショップの様子(ヴァイオリンパート)
ワークショップの様子(ヴァイオリンパート)
ワークショップの様子(金管楽器、打楽器パート)
器楽部とLSO合同演奏の様子
LSO奏者による弦楽四重奏演奏の様子

撮影:竹松 明季