慶應義塾

学外でサステナビリティを考える「慶應義塾SDGs会議-2026塾生会議フィールド・トリップ-」を開催

公開日:2026.10.01
広報室

8月31日(月)午後、羽田空港日本航空(JAL)ミュージアムにおいて、「慶應義塾SDGs会議―2026塾生会議 フィールド・トリップ―」を開催しました。過去4年のキャンパス内でのサマーキャンプでの実績を踏まえ、塾生会議5年目にして初めての学外開催です。当日は、慶應義塾の小学生から大学生まで約40名が羽田空港JALミュージアムに集まり、航空業界におけるサステナビリティの取り組みについて理解を深め、一貫教育校の小中高生と大学生、JALの社員とが意見を交わしました。

「塾生会議」は、全学部から選抜された大学生が、春学期は専門家のレクチャーを聞いて知見を深め、ヴィジョン・目標・ターゲットについて議論し、秋学期には慶應義塾のSDGsとして実現するアクションを検討する取り組みです。最終的には、議論を通じてまとめた提言を塾長に手渡します。今回のフィールド・トリップでは、一企業の具体的な取組みを通じて、慶應義塾内のSDGsにとどまらない広い視点を獲得することができました。

当日はまず、参加者各自でミュージアム内を見学した後、7グループに分かれてJALの社員の方から説明を受けながら格納庫を見学。その後、奥田暁代常任理事からJALへの感謝の言葉と本企画への期待が述べられました。続いて、JALサステナビリティ推進部の福田進之介氏から航空業界の課題と廃食油やバイオマスなどの持続可能な原料から作られる「持続可能な航空燃料」SAF(Sustainable Aviation Fuel)の普及についての講義がありました。講義後のグループディスカッションのテーマは、前半が「飛行機の価値(飛行機がない世界を考えてみよう)」、後半は「SAFを普及させる方法(価格と量の現状を考えてみよう)」でした。ディスカッションには、サステナビリティ推進部の担当者、整備士、CAなど、各グループ1名、さまざまなJALの社員が議論に加わりました。

プログラム最後のグループ発表では、「SAFを普及させる方法」、「三田祭で展示やスタンプラリーを実施する」、「自治体主導で、家庭の廃油を回収・再利用するシステムを構築する」などの提案がなされました。JALサステナビリティ推進部の亀山和哉部長は、最後の講評の中で、参加者からの提案がJALの今後の取り組みに活かされる可能性も示されました。塾生たちにとっては、企業で実際にSDGsの推進に取り組む大人たちと直接かかわり、その熱意を肌で感じる一日となりました。

スカイミュージアム展示スペースの様子
格納庫見学の様子1
格納庫見学の様子2
講義の様子
グループディスカッションの様子1
グループディスカッションの様子2
グループディスカッションの様子3
グループディスカッションの様子4
集合写真