慶應義塾

2026年度大学9月入学式(学部・大学院)

-留学生を含む552名の新入生を迎える-

公開日:2026.09.28
広報室

連日続いた悪天候から一転、澄み渡る爽やかな秋晴れに恵まれた9月24日(木)、三田キャンパス西校舎ホールにて2026年度9月入学式が学部・大学院合同で挙行されました。

今年度の9月入学者数は、学部および別科・日本語研修課程を合わせて296名(経済学部109名、法学部6名、総合政策学部36名、環境情報学部47名、別科・日本語研修課程98名)、大学院合計256名(修士課程172名、博士課程72名、専門職学位課程12名)の計552名です。

会場には、国内外から駆けつけたご家族や、学生寮で早くも絆を深めた留学生たちが晴れやかな表情で集い、キャンパスは開式前から温かな祝福の雰囲気に包まれました。

式は、松浦良充常任理事の学事報告に始まり、続いて伊藤公平塾長が式辞を述べました。伊藤塾長は、慶應義塾の目的や、たゆまぬ努力によって時代を切り拓いた福澤諭吉の歩みを紹介し、多くの知識や技術を利用できる現代においても、先を急ぐことなく時間をかけて学び、志を高めることの重要性を語りました。また、人間中心のAIキャンパス実現に触れ、AIを主体的かつ批判的に活用するとともに、その結果を吟味し、自らの創造性を発揮しながら、正解のない問いに向き合ってほしいと激励の言葉を送りました。

続いて、教職員を代表してヴ , レ タオ チ総合政策学部准教授が祝辞を述べました。AIから容易に得られる答えに満足するのではなく、教員や仲間との交流を通じて学ぶ過程を大切にし、問い続けることから生じる不確かさに向き合う重要性を説きました。また、学びや対話を通じて、他者を信頼し、自らも信頼に足る人間になることの大切さを語りました。

最後に、メディアデザイン研究科で学ぶバンダ ホープ チャワラ君が、新入生代表として入学の辞を述べました。マラウイ出身の留学生としての自身の経験に触れつつ、異なる人生を歩んできた仲間と学び合う意義について語りました。また、技術が進歩する時代においても、文化を越えた信頼の構築や思いやりのある社会の実現には、人間の知恵が欠かせないと強調し、慶應義塾での学びを自らのためだけでなく、周囲の人々や社会のために生かしていきたいと決意を述べました。

式の最後には、学生団体・楽友会のリードのもと参列者全員で塾歌を斉唱。会場全体が終始なごやかな雰囲気に包まれる中、式は無事に幕を閉じました。

式典終了後のキャンパスでは、歴史ある校舎や記念看板の前でカメラに笑顔を向ける新入生たちの姿が多く見られました。ご家族や新たに知り合った学友と笑顔で言葉を交わす姿からは、これから始まる慶應義塾での学びに期待で胸を膨らませる様子が伝わってきました。それぞれの思いを胸に新たな一歩を踏み出した新入生たちの、今後の成長と活躍が期待されます。

伊藤塾長の式辞
ヴ , レ タオ チ総合政策学部准教授の祝辞
新入生代表による入学の辞
会場の様子
記念撮影の様子

撮影:竹松 明季