慶應義塾

小学生から大学院生までの多世代が共創するグローバルサバイバルキャンプ(X-ship Global Survival Camp)2025の開催

公開日:2025.09.08
広報室

8月1日(金)から8月3日(日)にかけて、「X-ship Global Survival Camp:多世代共創を実現するグローバルサバイバルキャンプによる先導者育成プログラム」の一環で、サバイバルキャンプを体育会山中山荘(山梨県南都留郡山中湖村平野)にて実施しました。この取り組みの目的は慶應義塾の特徴のひとつである一貫教育による多世代共創によって、フレンドシップ(Friendship)、リーダーシップ(Leadership)、フォロワーシップ(Followership)、オーナーシップ(Ownership)、グローバルシチズンシップ(Global Citizenship)といった先導者に必要な能力を育成することで、それらの能力を"X-ship"としています。

参加者の相互理解や各自の目標の共有、テント設営など、キャンプ実施に必要な知識や技能を身につけるための事前ワークショップを7月26日(土)に横浜初等部で実施した上で当日を迎えました。キャンプには横浜初等部から16名、湘南藤沢中・高等部生を中心とした中高生8名、大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)から6名(アメリカ、イタリア、中国、フィリピンからの留学生4名を含む)、大学公認団体「ローバースカウト」の学生6名の計36名の学生が参加し、それぞれの組織の教職員も含めた約50名でさまざまな取り組みを実施しました。また、今回は小学生4名、中高生2名、大学生・大学院生・留学生3名で構成される「ハウス」と呼ぶ4つのグループで学生が取り組みを行うことを原則とし、世代を超えた共創の機会を数多く生み出しました。そして、8月6日(水)には日吉キャンパスのSDM研究科において参加者による振り返りのためのワークショップを実施し、個人やハウスごとでのX-shipに関する考えや行動の変化を映像や対話によって共有しました。

慶應義塾の特徴のひとつである一貫教育や経験・知識の多様性を活かした取り組みであり、プログラムの実施前後でのX-shipに関するアンケートや観察、振り返り対話などを通じてその有効性を確認しました。

7月26日(土):事前ワークショップ

横浜初等部に参加メンバーが一堂に介し、自己紹介を行うとともに、多様性を意識した4つのハウスに分かれ、事前知識の獲得やチーミングを目的としたテント設営、グループの目標設定やそのためのアクションに関するワークショップを実施しました。

8月1日(金):キャンプ1日目

横浜初等部に全員集合し、バスに乗って山中山荘に向かいました。お昼頃に到着し、関係者の方々にご挨拶をするとともに、周辺エリアの見学をして危険箇所などの確認をしました。その後、テント設置、火おこしなどのキャンプサイト設営を行い、夕食を作り、皆で頂きました。その後、山中湖報湖祭の打ち上げ花火を参加者全員で鑑賞し、参加者の親睦を深めました。

8月2日(土):キャンプ2日目

ローバースカウトによる朝の体操をした後に改めて火を起こして朝食のホットドッグを作り、頂きました。また、地元の農家より頂いた卵で作ったゆで卵には双子が多く、双子の黄身を初めて見た学生も少なくなく、盛り上がりました。朝食の後にはSDM研究科による「斜面での緊急タープづくり」「マシュマロリバー」やローバースカウトによる「モールス信号」企画を実施しました。4つのハウスのみならず、教職員もチームを作って参加しました。午後には中高生による「手ぬぐいの藍染」「フレンチトーストづくり」が行われました。

そして、夜にはすでに慣れてきた火おこしをグループで行ってバーベキューを行うとともに、2日間ハウスごとに練習をしてきた X-ship に関する寸劇(スキット)を披露し、大いに盛り上がりました。

8月3日(日):キャンプ3日目

最終日となるキャンプ3日目は、合宿所の食堂で朝食を頂き、体育会の選手が合宿で食べている食事を体験しました。その後、テントをはじめとする全ての片づけと1日目以上に合宿所を綺麗にすることを心がける清掃を行いました。山中山荘関係者の方々にご挨拶をした上で、全員でバスに乗って横浜初等部に向かいました。横浜初等部では、テントなどの清掃を全員で行い、その後、振り返り学習を実施しました。

8月6日(水):振り返りワークショップ

日吉キャンパスに参加メンバーが一堂に会し、参加者による振り返りのためのワークショップを実施し、約1ヶ月間の取り組みでの個人やハウスごとでのX-shipに関する考えや行動の変化を映像や対話によって共有しました。また、その後、大学・大学院生主導のもと、日吉キャンパスのツアーを行い、終了となりました。

撮影:岸 剛史