慶應義塾

小泉信三記念講座 「私たちが目指す近未来の医療・介護・ヘルスケアとは」開催

公開日:2024.09.30
広報室

2024/09/30

9月13日(金)、信濃町キャンパス総合医科学研究棟1階ラウンジにて、2024年度の小泉信三記念講座として、中村雅也慶應義塾大学医学部教授による講演「私たちが目指す近未来の医療・介護・ヘルスケアとは」が行われました。

講演では、アカデミアと企業のサイエンスナレッジ・データ基盤を活用して展開される異分野融合研究や、そこで創出される様々なセンシング技術やAI解析によるアルゴリズムなどについて紹介がありました。医療・介護・ヘルスケアをシームレスに結び、治療後の悩みを抱える個人・家族が必要な時に適切なところに繋がること。そして、繋がることで、見守られ、安心と生きがいを持って、自身の生活を豊かに暮らせるヘルスコモンズ共生社会の実現を目指したいという中村教授の講演を、参加者は皆熱心に聴講し、活発な質疑応答が行われました。

講演者紹介

慶應義塾大学医学部整形外科学教室教授(2015年~現在)

副医学部長(2021年~現在)。

1995年慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了

脊椎・脊髄外科、幹細胞生物学を専門とし、特に脊髄損傷の再生医療を30年研究。急性脊髄損傷に対する肝細胞増殖因子の第III相臨床試験を終了。現在は、iPS細胞を用いた亜急性期脊髄損傷に対する細胞治療の臨床試験を行っている。これまでに1000以上の英文論文を発表。

2014年日本再生医療学会賞、第51回ベルツ賞(1等賞)受賞。日本学術会議第2部会員、日本整形外科学会代議員、日本脊椎脊髄病学会理事長、日本脊髄障害医学会理事長、日本再生医療学会常務執行理事など。

小泉信三記念講座について

小泉信三記念講座は、故小泉信三博士の人と学問を記念して設けられた小泉基金により、全学的な総合講座として昭和43年より年に数回実施されています。

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講演する中村教授
会場の様子

撮影:竹松 明季