慶應義塾

年頭にあたって(新年の御挨拶)

公開日:2021.01.01
広報室

2021/01/01

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新年おめでとうございます。年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し、大学も大きな影響を受けました。慶應義塾では一貫教育校がオンライン授業や分散登校を実施し、大学は一時キャンパス閉鎖、オンライン授業への切り替えなどによって急場をしのぎました。信濃町キャンパスでは医療関係者が文字通り命がけの闘いを続けました。いまだに感染症収束の見通しは不透明ですが、今年は、不安を克服し、この危機を乗り越えて、慶應義塾が一回り逞しく成長する年にしたいと願っています。

世界が分断と孤立に追い込まれる中で、インターネットを活用したオンライン会議やSNSによる情報発信が人々を再びつなげる役割を果たしました。大学も対面型とオンライン型を併用する新しい教育研究のモデルを模索しています。危機の中で、人間性を回復し、テクノロジーと人間が調和して、社会の安定と発展を実現するためには、科学と人文学にわたる学問の伝統を持つ総合大学の果たす役割は重要です。

慶應義塾は、今年も、小学校から大学・大学院までの一貫教育の向上、分野横断・文理融合型の研究の推進など、教育・研究・医療のさらなる発展に全力を挙げて取り組みます。

今年も、慶應義塾に対して、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2021年元旦

慶應義塾長 長谷山 彰