登場者プロフィール
カク学枝
文学研究科 国文学専攻日本語教育学分野 修士課程2年(2024年度現在)カク学枝
文学研究科 国文学専攻日本語教育学分野 修士課程2年(2024年度現在)
高校時代、私は日本のアニメの存在を知ったことをきっかけに日本語の世界に魅せられました。しかし、それはまだ趣味の範囲で、本格的に日本語への語学的な興味を深めたのは、大学で日本語を専攻し、その難しさに直面したときでした。それでも何とかそうした壁を乗り越えて大学を卒業した後に日本語教師として働き始めましたが、教育経験が乏しかったため、教え方に苦労する日々が続きました。そのような中、職場の同僚で日本語教育を専攻した方から多くのアドバイスをいただき、日本語教育を専門的に学ぶ必要性を感じるようになりました。このときが、私を日本留学と大学院進学へと導いたと言えます。私の人生にとっては大きな転機となりました。
現在、私は日本語教育学分野に所属し、「外来語と類義関係にある漢語の意味用法」をテーマに研究を進めていますが、修士課程の1年次に日本語学や日本語教育学の理論や方法論などを集中的に学び、2年次からは自分の研究テーマに専念できるカリキュラムとなっています。また、少人数制の授業で、先生と学生の距離が近く、研究についての悩みや疑問に対して丁寧な指導を受ける機会が非常に多いと実感しています。先生方の手厚く熱心なご指導のもと、自身の研究テーマを深めていくことができます。
慶應の別科日本語研修課程には日本語を学ぶ多様な国籍の外国人留学生がいるので、私も彼らのチューターとして、中国では経験したことがない日本語教育の現場を知ることができました。この貴重な経験を通じて、自分自身の研究課題や日本語力で不足している点を見つめ直し、学習者にとってよりわかりやすい日本語教育の方法を模索しています。将来日本語教師を目指す方にとって、慶應は理想的な学びの場だと確信しています。