慶應義塾

研究を通して心を探求する

執筆者プロフィール

  • 鈴木 菜穂

    社会学研究科 心理学専攻 博士課程2年(2024年度現在)

    鈴木 菜穂

    社会学研究科 心理学専攻 博士課程2年(2024年度現在)

悩みや悲しみを誰かと共有すること、あるいは自問自答のように自らの中で深めていくことは、多くの人にとって自然な営みです。では、そもそも自分の"悩み"や"悲しみ"をそれとして認識できないとしたら、ストレス反応にどのように対処すればいいのでしょうか。私の研究テーマは、このような感情の認識・言語化が困難な性格特性であるアレキシサイミアに着目したものであり、臨床場面への橋渡しとなるような研究知見を得ることを目指しています。

大学入学当初は、本格的に研究活動をしていくことは考えていませんでしたが、ある一つの論文を読んだことが転機となり、次々と関連する研究論文を読み進めていく中で、もっと深く知りたいという探究心に駆られました。この経験が、現在取り組んでいる研究テーマに向かう原動力となっています。博士課程に進学してからは、遠い存在に感じていた研究者たちと実際にディスカッションをする機会にも恵まれ、研究を進める中で自分の世界が一気に広がったことを実感しています。最初は小さな興味でも、それを深掘りしていくことで学問の世界は驚くほど広がります。研究には困難も生じますが、そこで得られる学びと出会いはかけがえのないものです。皆さまと共に議論できる日が来ることを心待ちにしています。

在学生インタビュー

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