慶應義塾

教育学専攻の3つのポリシー

慶應義塾大学大学院社会学研究科は、教育学専攻の「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」、「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」、「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」に関して、以下のように考えます。

教育学専攻 修士(教育学)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

教育目標

慶應義塾大学の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を前提として、教育学研究に関する基礎的な研究能力および専門性が求められる職業を担うために必要な能力を養い、研究者、教育者及び専門性を備えた職業人を育成することを目標とします。加えて、教育課程において定める所定の要件を満たした学生に対し、修士(教育学) の学位を授与します。

資質・能力目標

(1):教育学に関する高度な専門的知識の獲得

(2):教育学に関する理論的、実証的研究の実施を可能とする専門的技法の獲得

(3):学際的に周辺領域へと接続可能な教育学に関する幅広い知識の運用能力の獲得

(4):将来にわたって社会的、国際的に活躍できる資質の獲得

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

教育過程の編成

社会学研究科教育学専攻(修士課程)は、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質・能力を養成するために、教育哲学、教育史、教育心理学、比較教育学、学校教育学の5分野から成る演習、講義科目、実習から構成される教育課程を体系的に編成します。また、領域横断的に現代の教育問題を検討する視野を養うために、各分野のディシプリンに基づく「現代教育問題研究」が設置します。さらに国際的・学際的な最新の研究動向にアクセスする機会を確保するため、国内外の著名な特別招聘教授による講義科目も設置します。

教育課程の実施

この教育課程の編成のもと、履修者のプレゼンテーションとそれに基づくディスカッション、反転学習、実習、学校・授業見学などの教育法を組み合わせて教育を実施します。また、現職教員の学生で、勤務先の事情等で時間の制約等がある学生に対しては、大学院設置基準第14条に定める特例を適用することで、夜間その他特定の時間または時期において授業や研究指導を行う等、柔軟な教育課程の実施により学習機会を確保します。

学修成果の評価方法

本専攻の教育課程により習得すべき資質・能力目標に対する学修成果の評価は、全塾としてのアセスメントプランの考え方のもと、各科目において定める成績評価基準等に基づいた直接的な指標により行われるほか、各種アンケートや調査、履修者の相互評価等を含めた定量的・定性的、直接的・間接的な指標を用いて評価されます。

資質・能力目標と教育内容との関係

(1):教育学に関する高度な専門的知識の獲得

講義科目では教育学各分野における研究動向、知識、方法論に関する高度な専門的知識の獲得を目指します。

(2):教育学に関する理論的、実証的研究の実施を可能とする専門的技法の獲得

演習科目では研究遂行に不可欠な文献やデータの収集、分析の方法を理解し、研究計画の立案、実施、分析を経て研究発表及び学術論文の完成に必要な専門的技法の獲得を目指します。

(3):学際的に周辺領域へと接続可能な教育学に関する幅広い知識の運用能力の獲得

各分野に設置された「現代教育問題研究」において各自の研究成果、知見を活用して領域横断的に現代の教育課題について検討、アプローチする幅広い知識の運用能力の獲得を目指します。

(4):将来にわたって社会的、国際的に活躍できる資質の獲得

各分野における最先端の研究にアクセスする機会を確保するため、国内外の著名な特別招聘教授を招いた講義科目を設置し、最新の研究成果発表やディスカッションを通じて社会的、国際的に活躍できる資質・能力の獲得を目指します。

入学者受け入れの方針
(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

(1)基礎的専門学力を有する学生

(2)明確な問題意識を有する学生

(3)学術研究を遂行するに適した日本語及び外国語運用能力を有する学生

(4)専門的職業人としてのリカレント教育、研究活動に意欲のある学生(現職教員)

(5)学術研究の成果を研究者及び高度な専門性が求められる職業を通じて広く社会に還元しようとする意欲のある学生

選抜の基本方針

このような入学者を幅広く受け入れるため、(1)一般入試(2)現職教員枠入試により選抜を実施します。

一般入試

学際的な特色を有する独立大学院に属する教育学専攻において研究活動を遂行するにふさわしい語学力(英語)及び教育学に関する基礎的な知識を判断する(教育学)ための筆記試験を一次試験として実施します。修士課程における研究に関する問題意識、研究計画、研究遂行能力について確認するための口述試験を二次試験として実施します。

現職教員枠入試

学際的な特色を有する独立大学院に属する教育学専攻において研究活動を遂行するにふさわしい教育学に関する基礎的な知識及び現職教員としての実践を教育学的に位置づける力を判断するための筆記試験を一次試験として実施します。修士課程における研究に関する問題意識、研究計画、研究遂行能力について確認するための口述試験を二次試験として実施します。

教育学専攻 博士(教育学)

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

教育目標

慶應義塾大学の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を前提として、教育学に関する研究者として自立して研究活動を行い、その他の高度に専門的な業務に従事するために必要な卓越した研究能力およびその基礎となる豊かな学識を養うために、深い専門性と広い学際性を備えた学識を培い、国際社会の中で、高い見識を持って第一線で活躍する研究者、教育者及び高度の専門性を備えた職業人を育成することを目標とします。加えて、教育課程において定める所定の要件を満たした学生に対し、博士(教育学)の学位を授与します。

資質・能力目標

(1):教育学に関するより高度な専門的知識の獲得、及び新たな知見を生み出し、公表すること。

(2):教育学に関する理論的、実証的研究の実施を可能とする高度な専門的技法を獲得し、自立して研究を行なえるようにすること。

(3):学際的に周辺領域へと接続可能な教育学に関する幅広い知識の運用能力、柔軟な発想力、及び独創性を獲得し、研究コミュニティで連携を取れるようにすること。

(4):将来にわたって社会的、国際的に活躍できる高度な専門性や汎用能力を獲得し、実践的にそれを活用できるようにすること。

(5):自立した研究者として研究活動を遂行するための研究計画の立案・実行に関する高度かつ専門的な能力の獲得

(6):後進の研究者・高度職業専門人の育成・指導を行うための高度かつ専門的な資質の獲得

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

教育過程の編成

社会学研究科教育学専攻(後期博士課程)は、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質・能力を養成するために、教育哲学、教育史、教育心理学、比較教育学、学校教育学の5分野から成る演習、講義科目、実習から構成される教育課程を体系的に編成します。また、学生の研究成果を活かしながら領域横断的に現代の教育問題を検討する視野を養うために、各分野のディシプリンに基づく「現代教育問題研究特殊」を設置します。さらに国際的・学際的な最新の研究動向にアクセスする機会を確保するため、国内外の著名な特別招聘教授による講義科目も設置します。

教育課程の実施

この教育課程の編成のもと、履修者のプレゼンテーションとそれに基づくディスカッション、反転学習、実習、学校・授業見学などの教育法を組み合わせて教育を実施します。

学修成果の評価方法

本専攻の教育課程により習得すべき資質・能力目標に対する学修成果の評価は、全塾としてのアセスメントプランの考え方のもと、各科目において定める成績評価基準等に基づいた直接的な指標により行われるほか、各種アンケートや調査、履修者の相互評価等を含めた定量的・定性的、直接的・間接的な指標を用いて評価されます。

資質・能力目標と教育内容との関係

(1):教育学に関するより高度な専門的知識の獲得、及び新たな知見を生み出し、公表すること。

講義科目では教育学各分野における研究動向、知識、方法論に関するより高度な専門的知識の獲得を目指します。

(2):教育学に関する理論的、実証的研究の実施を可能とする高度な専門的技法の獲得を獲得し、自立して研究を行なえるようにすること。

演習科目では研究遂行に不可欠な文献やデータの収集、分析の方法を理解し、研究計画の立案、実施、分析を経てより洗練された研究発表及び学術論文の完成に必要な専門的技法の獲得を目指します。

(3):学際的に周辺領域へと接続可能な教育学に関する幅広い知識の運用能力、柔軟な発想力、及び独創性を獲得し、研究コミュニティで連携を取れるようにすること。

各分野に設置された「現代教育問題研究特殊」において各自の研究成果、知見を活用して領域横断的に現代の教育課題について検討し、アプローチする幅広い知識の運用能力、柔軟な発想力、及び独創性を獲得し、研究コミュニティで連携を取れるようにすることを目指します。

(4):将来にわたって社会的、国際的に活躍できる高度な専門性や汎用能力的な資質を獲得し、実践的にそれを活用できるようにすること。

各分野における最先端の研究にアクセスする機会を確保するため、国内外の著名な特別招聘教授を招いた講義科目を設置し、最新の研究成果発表やディスカッションを通じて社会的、国際的に活躍可能な卓越した資質・能力の獲得を目指します。

(5):自立した研究者として研究活動を遂行するための、研究計画の立案・実行に関わる高度な能力の獲得

研究資金獲得のための研究計画に関する相互アセスメント・ディスカッションを行い、自立した研究者として研究活動を遂行するために必要な研究計画の立案・実行に関わる高度な能力の獲得を目指します。

(6):後進の研究者・高度職業専門人の育成・指導を行うための高度・かつ専門的な能力の獲得

後進の研究者・高度職業専門人を育成・指導するためにふさわしい能力を育成するために、各分野に設置された「教育学演習特殊」における研究計画、学術論文、及び研究発表に関するピア・レビューを継続的に行い、後進の適切な指導を行うために必要な高度かつ専門的な能力の獲得を目指します。

入学者受け入れの方針
(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

(1)教育学研究の遂行に必要な専門学力を有する学生

(2)教育学研究に関する明確な課題を有する学生

(3)学術研究を遂行するに適した学術的な語学の運用能力を有する学生

(4)専門的職業人としてのリカレント教育、研究活動に意欲のある学生(現職教員)

(5)学術研究の成果を研究者、教育者、及び高度な専門性が求められる職業を通じて広く社会に還元しようとする意欲のある学生

選抜の基本方針

このような入学者を幅広く受け入れるため、(1)一般入試により選抜を実施します。

(1)一般入試

研究活動を遂行するにふさわしい学術的な語学運用能力(英語)を判断するための筆記試験及び教育学に関する専門的な知識を判断する論文審査を一次試験として実施します。(本大学大学院社会学研究科修士課程修了者及び修了見込の者は英語の試験を免除します。)

博士課程における研究に関する課題設定、研究計画、研究遂行能力について確認するための口述試験を二次試験として実施します。