登場者プロフィール
後藤 芽里(ごとう めぐり)
健康マネジメント研究科 看護学2017年慶應義塾大学看護医療学部を卒業後、大学病院にて看護師として勤務。 皮膚科、消化器内科、婦人科などの診療科を経験。 病院の休職プログラムを活用し、2025年健康マネジメント研究科がん看護分野(CNSプログラム)入学。
後藤 芽里(ごとう めぐり)
健康マネジメント研究科 看護学2017年慶應義塾大学看護医療学部を卒業後、大学病院にて看護師として勤務。 皮膚科、消化器内科、婦人科などの診療科を経験。 病院の休職プログラムを活用し、2025年健康マネジメント研究科がん看護分野(CNSプログラム)入学。
健康マネジメント研究科へ入学しようと思った理由は何ですか。
病院で看護師として勤務するなかで、キャリアアップや専門職としての知識のアップデートの必要性を感じたことも理由の1つですが、入学を決めた1番の理由は、「じっくり探求する時間を設けたい」という思いでした。
社会人になってからは、その場その場で臨機応変に判断し対応する力が求められ、物事を深く掘り下げる時間がなかなかとれないことにもどかしさを感じていました。
そこで、深く考える力を養うために、自分のための時間をつくろうと決断したことが、入学のきっかけです。
研究内容や印象に残るエピソードなどを教えてください。
私が専攻しているがん看護分野では、毎回ゼミ形式で授業が行われます。
自分の興味のあるテーマについて、基盤となる理論から最新のエビデンスとなる研究論文まで幅広く活用しながらプレゼンテーションを行い、指導教員とのディスカッションを通じて学びを深めています。
文献探しから始まる毎週の授業準備は決して簡単ではありませんが、今まで看護師として臨床現場では解決できなかった課題を心ゆくまで探求し、思う存分議論できる時間は、大きな面白さがあり、とても貴重な経験となっています。
健康マネジメント研究科の強み・魅力は何でしょうか。
学際的な学びができることだと思います。私は看護学専攻ですが、公衆衛生や医療マネジメントなど他専攻の科目も履修でき、さまざまなバックグラウンドを持つ方々と交流しながら議論する機会が豊富にあります。
臨床現場や看護とは異なる文脈でヘルスケアについて考えている方々の視点に触れられたことは、私にとってとても貴重でした。
そうした対話を通じて、自分がいかに自身のバックグラウンドの文脈の中で物事を捉えていたかに気づき、大きな刺激を受けました。
専門領域を深めながら、同時に視野を広げることができるこの環境は、ヘルスケア分野で働く者にとって得難いものであると感じています。
進路について、選んだ理由を含めて、教えてください。
学部生時代から、学生であっても対等にディスカッションできる環境のなかで、自由に発言できることに喜びを感じていました。
その経験が忘れられず、信頼できる恩師のもとで改めて学び直したいという思いが進路選択の大きな理由となっています。
お仕事を含めた現在の目標、将来へのビジョンを教えてください。
修了後は、大学病院に戻り、がん看護専門看護師として医療チームと協働しながら、がん患者を取り巻く複雑な問題の解決に取り組んでいきたいと考えています。
アカデミアの分野ではがん看護に関する知見が着実に蓄積されていますが、それらのエビデンスを臨床現場で活かすためには、現場の実情に合った形で取り入れ、患者さんに還元していく仕組みを整えることが必要です。
がん看護専門看護師として、組織の特性や合わせながら、患者さんに質の高いケアが届けられるような仕組みづくりや調整を担える人材になりたいと考えています。
健康マネジメント研究科への入学を検討している方へメッセージをお願いします。
ヘルスケアの分野で専門的な知識を修得したい方や、これからのエビデンスの構築に貢献したいと明確なビジョンをお持ちの方はもちろんですが、明確なビジョンはなくとも、将来のなりたい自分を思い描いたときに、立ち止まって考える、学ぶ時間の必要性を感じている方にも、ぜひ一歩を踏み出していただきたいと思います。
ご自身の決断によって、恵まれた環境のなかで、充実した贅沢な時間を過ごせることを願っております。