講演題目
「プリゴジンとベルクソン:物理学におけるマルチ時間スケール」
講師
トミオ・ペトロスキー(Tomio Petrosky)
テキサス大学オースティン校 複雑量子系研究所 上席研究員
※講演は日本語で行われます。
概要
時間は一本の線のように、過去から未来へ一様に流れている。私たちはふつうそう考えています。ところが物理学の内側をのぞくと、時間はいくつもの速さの層が重なり合ったものとして現れます。時間の向き(不可逆性)は、私たちの観測が粗いせいだと説明されることが多いのですが、イリヤ・プリゴジン(1977年ノーベル化学賞)は、その根拠を力学そのものの側に求めました。
今回は、1980年にプリゴジンのもとで研究を始めて以来、この問題に取り組んできた物理学者トミオ・ペトロスキー氏をお招きします。プリゴジンとベルクソン、そして物理学におけるマルチ時間スケールについて、プリゴジン・グループの歴史と逸話を交えてお話しいただきます。数式は最小限にとどめていただく予定です。哲学や科学史に関心のある方の参加も歓迎します。
開催日時
2026年10月26日(月)16:30〜18:00
会場
慶應義塾大学 三田キャンパス 南別館3階 会議室2(定員32名)/Zoom(ハイブリッド開催)
※南別館は、三田キャンパスの正門から道を渡った向かい側のビルです。
参加
無料・事前登録制(会場参加・オンライン参加とも)
会場参加が定員に達した場合は、オンラインでのご参加をお願いすることがあります。
申込
締切なし。当日まで受け付けます。
オンライン参加の方には、10月25日(日)と当日のお昼ごろにZoomのURLをお送りします。
問い合わせ先
平井靖史(慶應義塾大学文学部哲学専攻)
主催
三田哲学会
共催
Project Bergson in Japan(PBJ)第五期(科研費 基盤研究(B) 24K00005)