慶應義塾

人間科学専攻

社会的・経済的・文化的な環境変化の波によって、私たちの生命観、人間観、倫理観は常に揺さぶられています。固定した知的枠組みでは捉えきれない複雑な様相が、現代社会には内包されています。グローバリゼーション、経済・情報格差、大規模自然災害、情報技術、遺伝子操作など多種多様な問題がからみ合って、人間の感性、価値観、ライフ・スタイルが大きく変貌し多様化しつつあるのです。このような社会にあって、人間科学専攻の使命は、社会、文化および自然をめぐる諸問題の理解と解決を志向して、人間性の多元的把握と、そのための新しい知的枠組みを、学際的視野から構築・探究することです。

2年次は人間科学の基礎を学び、3年次からは特定の分野を専門的に学ぶための研究会に参加することができます。4年次は研究会に所属して卒業論文に取り組むコースと、卒業試験を受けるコースのいずれかを選択します。卒業後の進路は、就職(一般企業、マスコミ、教員、官公庁)から大学院進学まで多方面にわたっています。時代の変化に好奇心を向け、人間の問題を掘りさげて考えようとする学生を歓迎します。


学びのプロセス(卒業までのプロセス)

必修科目

2年次:人間科学基盤、人間科学研究法基礎、人間科学諸領域Ⅰ〜Ⅳ(心理学の理論と方法、社会心理学の理論と方法、社会学の理論と方法、文化人類学の理論と方法)

3~4年次:コースA(人間科学研究会)、コースB(研究会非所属・卒業研究)

選択必修科目

2~4年次:人間科学研究法・人間科学演習・人間科学特殊(メタ心理学、医療人類学、計算社会心理学、合理的選択の社会学、現代家族の社会学、伝統文化と開発、精神分析学ほか)

選択科目

2~4年次:他専攻・他学部・諸研究所設置科目


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