実学の精神にもとづいた問題発見能力・問題解決能力を養成する
商学部では、調査や体験、実務家の講義などを通じ、さまざまな社会的な課題を自ら発見・理解するための授業を設置しています。 専門的知識を学ぶのみならず、知識と社会とのつながりを意識して、実学の精神にもとづいた知見や思考をさらに深めることが目的です。
地域との対話(1・2年次)
この授業は総合教育セミナーの科目の一つです。キャンパス近隣の日吉や元住吉などでフィールドワークを行いながら、地域が抱える様々な問題(商店街の活性化・子育て・障がい者支援・地域コミュニティのあり方など)について調査し、考察や提言を行います。フィールドでの観察や発見によって、地域社会が直面する現実的な課題を理解し、学問的に考察していきます。この一連の活動を通して、より実践的な思考力を養います。
過去のテーマ例
日吉商店街飲食店の学生向けメニュー提案とキャンペーンの企画(2025年度)
日吉商店街における歩行者天国イベントの企画(2025年度)
サステナブルファッションについて学ぶ小学生向け藍染めワークショップの開催(2024年度)
モトスミ・オズ通り商店街の飲食店めぐりキャンペーンの企画(2024年度)
キャンパス周辺の小学校での大学生ブックキャラバンの開催(塾生会議との連携)(2024年度)
21世紀の実学
各界で活躍する塾員(慶應義塾の卒業生)などを講師として招き、オムニバス形式で行う授業です。研究者や大学教員とは違った視点を持った、社会の第一線で活躍する人たちの考え方や知識の一端に触れることができます。学生の視野を広げ、より大局的かつ具体的に物事を考えられるようになることを目的としています。これにより学生たちは、勉学に対する態度をより充実したものへと深化させています。
過去のテーマ例
AI技術を活用したダイナミックプライシング
地方新聞のデジタル化対応と記者としての業務
上場会社幹部から企業の道を選んだキャリアデザイン
企業内弁護士の業務と育児の両立
認定NPO法人の活動とキャリア
国境なき医師団ー紛争地での活動
寄付講座
さまざまな企業・団体の芳志により、商学部では多くの寄附講座を設けています。教員がコーディネーターとなり、毎回講師を招いて、テーマに沿った講義が進められます。最新の動向をもとに、毎年度様々なテーマの講座が開講されます。2026年度には以下の授業が予定されています。
三田キャンパス
デロイト トーマツFA合同会社寄附講座
「アドバイザリーの最前線―M&AからAIまで―」
経営戦略、AI技術、ブランドデザイン、財務アドバイザリー、ベンチャー支援、地域活性化などの実務的・先端的テーマを体系的に取り扱い、「幅広い視点の獲得」「理論と実務の融合」「具体的なキャリア形成イメージ」「実践的な素養の習得」という4つの側面から学生の成長を促すことを意図している。
日本取引所グループ寄附講座
「現代の証券市場」
実務家を招き、我が国の証券市場をめぐる諸問題について理論面、実学面の双方から詳細に検討する。
不動産三田会寄附講座
「不動産学概論」
ビジネスの現場から日本の不動産のあり方、これからの住まい作りや都市の発展について、学外の実務家を講師に迎え、オムニバス方式で理解を深める。
松下政経塾寄附講座
「国家と企業―松下経営哲学」
21世紀の日本において求められるリーダーシップのあり方について議論し、受講生による越境力の育成に向けた自律的な学びと実践を促すことを目的とする。とくに、松下政経塾の設立者 松下幸之助の経営哲学 ―松下経営哲学― を共有し、政治・経済・経営の観点から日本という国家と日本企業の未来について知見を深める。
みずほフィナンシャルグループ寄附講座
「現代の企業金融」
金融ビジネスの最前線で働くみずほフィナンシャルグループの役職員が講師となり、オムニバス形式で企業の様々な資金調達手法や金融サービス、多様化する個人ビジネス、フィンテックそして多様化する金融ニーズに対応する金融機関の新たなビジネスモデルの方向性について講義する。