岩田 高志
イワタ タカシ
環境情報学部 准教授
研究概要
動物に小型の記録計やカメラを取り付け、野生動物の行動や周囲の環境を記録する「バイオロギング」と呼ばれる手法を用いて、直接観察することが難しい動物たちの暮らしを解き明かす研究に取り組んでいます。特にクジラやイルカなどの鯨類、アザラシなどの鰭脚類をはじめとする海洋動物を対象に、行動や音響生態の解明を進めてきました。また、大阪湾に生息するスナメリやハセイルカの生態研究にも取り組んでいます。研究ではバイオロギングに加え、水中音響観測や食性解析などの手法を組み合わせ、野生動物の生態を多角的に理解することを目指しています。研究フィールドは日本国内にとどまらず、世界各地の海域に広がっており、イギリス、カナダ、ニュージーランド、アイスランド、タイ、ノルウェー、アメリカ、ドイツなどの研究機関と共同で研究を進めています。動物の生態解明という基礎科学を基盤としながら、野生動物と人間の共存、気候変動が動物に与える影響の理解、さらにはバイオロギング技術を活用した海洋環境の課題解決にも取り組んでいます。
専門
動物生態学