菅野 智博
カンノ トモヒロ
経済学部 准教授
研究概要
いわゆる「満洲」と称されている中国東北地方を中心に、中国近現代史や東アジア史について研究しています。近代以降の「満洲」は、政治・経済・社会・文化など多面的にわたって日本、朝鮮半島、ロシア、モンゴル、欧米などの影響を受けつつ、複雑な内外情勢の中で大きく変化した地域です。今日までの当該地域の変容を長期的な視野で分析することを通して、中国を含めた東アジアの全体像を解明しようと研究しています。 現在の日本では、「中国脅威論」を強調する様々な情報がニュースの報道やインターネット上で日々飛び交っています。そのため、中国に対して「怖い」というイメージを抱いている学生の方々も多いと思います。一方で、漢字や中華料理などに代表されるように、古くから日中の文化交流は続けられてきました。最近でも、中国発祥の動画ソーシャルアプリやオンラインゲームなどが日本でも一般的に使用されるようになり、どこか中国に対して「親近感」を抱いている側面もあります。中国は日本にとって最も身近な国であり続けてきた歴史があり、今後も間違いなく重要な隣国であり続けるでしょう。授業では中国の歴史や文化、最新の動向などについても紹介し、学生の皆さんには自らの得た知識や考えをもとに一面的ではない複雑かつ多様な中国像を理解してほしいです。
専門
中国近現代史、東アジア史