慶應義塾

丸田 千花子

マルタ チカコ

経済学部 准教授

研究概要

20世紀も4分の3を過ぎた1975年、スペインはフランコ独裁政権から立憲君主国として、ようやく民主化の道を歩み始めます。すべてにおいて独裁政権により統制された社会から、自由で民主主義的な社会に移行する過程で、スペインの人々は急速かつ劇的な変化を体験することになります。その時代のスペイン社会に何が起きたのかを理解するには、日々の営みの中で人々が社会変革をどのように捉えてきたかを描く小説を読んだり、映画を観たりするのが極めて有効です。私の専門は、こうしたフランコ体制後のスペイン社会の変革を、小説に描かれた人々の生活を通して読み解くことです。 スペイン語は、今や世界の20に及ぶ国や地域で約3億5千万人に使われている世界の主要言語です。アメリカ合衆国でのスペイン語系移民の存在感は年を追うごとに大きくなっているほか、近年は中南米が新興経済圏として世界から脚光を浴びており、スペイン語のビジネスユースの機会は日々拡大しています。大学卒業後、グローバル・ビジネスで活躍する機会が待っている学生のみなさんには、授業を通して、スペイン語圏の多様な文化や民族性を理解し、自分なりに新しい発見をしていただきたいと思います。

専門

スペイン現代文学

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