慶應義塾

松沢 裕作

マツザワ ユウサク

経済学部 教授

経済学研究科 教授

研究概要

歴史家は、しばしば「神は細部に宿る」という言葉を好む。大事なことは細部に潜んでいて、注意深い観察によって初めて見出すことができる、というような意味合いである。 私たちの日常生活はそうした些細な出来事の積み重ねでできている。史料を残した過去の人々という、他者の声を謙虚に聞くこと、他者のかすかな声に耳を澄まし、そこに意味を見出していくことは、私たちが日常生活のなかで出会うささいな経験をよりよく理解するために益するところがあろう。そして、過去の人びとのかすかな声を確かに聞き取ることができたとき、そこには確かな手ごたえと喜びがあろう。

専門

日本社会史(近世・近代史)

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