介護は誰もが直面する課題と言われています。何よりも、ある日とつぜん対応を迫られることになりかねません。だからこそ事前の準備も必要です。そこで慶應義塾では、子育てと仕事の両立を支援する「慶應義塾育児支援プログラム(KIDS)」に続いて、介護と仕事の両立を支援する「慶應義塾介護支援プログラム(KIND)」を立ち上げました。介護休暇や介護休業などの制度はすでに運用されていますが、さらなるサポートとして、介護について知り、相談し、そして補助を受けるプログラムをあらたに導入することで、介護と仕事の両立を支援します。
多くの方々が将来の介護について漠然とした不安を持っているのではないでしょうか。働きがいのある仕事、築きあげてきたキャリアが、家族の介護のために中断してしまうのではないか、あるいはそれ以前に、「介護」とは何をすれば良いのか、生活はどう変わるのか、想像もできないかもしれません。そのため、介護講習会を開催するなどして、支援が必要となる前に、その準備を一緒に考えましょう。実際に介護が始まれば、より具体的に相談する必要も出てくるでしょう。それぞれの地区で、また電話などで、サポートをしていきます。
教職員の休日業務の際の介護サービス利用や、教員の研究・教育をサポートする臨時職員雇用――こういったことはすでにKIDSプログラムで行われています――などの費用について補助申請が可能となります。育児と同じように介護中の教職員を支援することは、それぞれの仕事に対する気持ちを高めるばかりでなく、働く場のトランスフォーメーションを可能とします。仕事の効率化、研究力強化にも繋がることでしょう。
協生環境は、お互いが相手の立場を思いやることから実現しますから、まずは介護の現実について知識を得ることで理解を深め、そしてプログラムが広く利用されるように周囲に温かいまなざしを向け、社中協力の精神で支え合いましょう。協生環境推進室では今後も、育児や介護と仕事の両立が自然となるように、また治療との両立など、さらに働きやすい環境を目指してまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
人事部、慶應義塾健康保険組合による支援制度、そして協生環境推進室が提供するさまざまな支援については、協生環境推進室のWebサイトからご活用ください。
慶應義塾協生環境推進室では、研究・教育・診療に携わる教職員の仕事と介護との両立を強力に支援するため、人事部がすでに提供している各種取り組みを補完し、慶應義塾全体としての介護支援をさらに推進していくために「慶應義塾介護支援プログラム(KIND)」を順次提供してまいります。この取り組みによって、介護を行う教職員にとってのワーク・ライフ・バランスを幅広くサポートしていきます。
過去に実施したKIND 介護講習会
仕事と介護の両立について講習会をオンラインにて開催(事前申込制:欠席の場合、録画視聴可)
参加費用は無料
講習会を実施する際はイベント情報より周知します
第5回 仕事と介護を両立させる秘訣~介護は突然やってくる、その時に慌てないために~
(2025年12月11日(木)18:00~19:30 オンライン)
第4回 知って安心!!『施設と費用』「施設と費用」
(2024年12月5日(木)18:00~19:30 オンライン)
第3回「仕事と介護を両立させる秘訣~介護の基本を知って働きながらの介護を乗り切ろう~」
(2023年12月14日(木) 18:00~19:30 オンライン)
第2回「仕事と介護を両立させる秘訣~介護の基本を知って働きながらの介護を乗り切ろう~」
(2023年3月2日(木) 18:00~19:30 オンライン)
第1回「仕事と介護を両立させる秘訣~介護の基本を知って働きながらの介護を乗り切ろう~」
(2021年11月30日(火) 18:00~19:30 オンライン)
KIND 介護相談会
例年個別相談会を12月に開催しています。
開催時期が近づきましたらイベント情報等で告知します。
KIND 介護コンシェルジェ
仕事と介護の両立をWeb+電話で支援
専門知識を持ったスタッフが電話で24時間対応
仕事と介護の両立に向けてeラーニングで情報や知識の修得
介護施設等の情報検索機能の提供
KIND研修・教育パワーアップサポート
介護をする教員の研究・教育との両立を支援
月額30,000円を上限に臨時職員雇用費用を補助(予算上限あり)
Webからスマホで申請可(人事手続きシステム利用)
KIND休日業務ショートステイサポート
教職員の休日業務の際の介護サービス利用への補助
1回6,000円、年度最大で10回までを補助(予算上限あり)
Webからスマホで申請可(人事手続きシステム利用)
KIND ホームヘルプサポート
対象となる同居家族の介護に支障をきたしてホームヘルプ(訪問介護)を利用した際の費用を支援
1日当たり6,000円(本人負担額)を上限、一世帯あたり同一年度内に14日以内
Webからスマホで申請可(人事手続きシステム利用)
義塾が実施しているその他の介護支援に関する取り組みは以下を参照してください。