マテリアルデザイン分野
現代社会は様々な機能を持ったマテリアル(材料)に支えられています。マテリアルは原子や分子の集合体であり、構成要素の選択や構造を制御することで特有の機能が発現します。材料化学では無機化学や有機化学といった枠を超え、様々な知識を結び付ける必要があります。マテリアルデザイン分野では、マテリアルの構造、物性、合成方法などを深く理解し、「化学」に立脚して新規なマテリアルを提案・創出します。
環境・分析・化学工学分野
世界の経済発展は、膨大なエネルギー消費、環境汚染の拡散を引き起こしています。今まさに直面する緊急課題を解決するために、環境化学、分析化学、化学工学にまたがるグローバルな知識が必要です。環境・分析・化学工学分野では、健康被害の原因となる大気中微粒子の効率的捕集技術、食品・水質の安全性がその場で分かるポータブル分析機器、ファインバブルを利用した環境浄化や水処理技術の研究開発などに取り組みます。
オーガニックサイエンス分野
分子を自由自在につなげる方法を追究していくと、抗がん剤などの薬成分や、それを体内の標的部位に輸送する有機材料をつくることができます。また、体の中で起こるさまざまな事象を有機分子が複雑に絡みあう現象と捉えると、病気になったり治ったりする生命現象を分子レベルで理解できます。このように、有機分子を見つけて、作って、利用する。それが応用化学科のオーガニックサイエンス分野です。
バイオサイエンス分野
未だ混沌とした「生命」の謎を紐解く方法として、生命現象を「化学物質の分子レベルの反応と連携」と捉えて、化学の言葉で理解するケミカルバイオロジーが注目されています。バイオサイエンス分野では、生命の謎解きに取り組むとともに、生命に積極的に働きかけ人々の健康と医療に貢献するものづくり、生体システムを模倣・活用した環境にやさしいものづくりなどを学びます。