人間と機械の特質を捉えたシステムを構築する
ほとんどのシステムは人間が使うことが前提であったり、人間そのものがそのシステムの一部であったりします。そこで、人間の行動や心理、機械やコンピュータの特質を捉え、相互がスムーズに働くシステムを考えます。インダストリアル・エンジニアリング、生産工学や人間工学、システム工学などがこれに対応し、ヒューマンエラー、高度道路交通システム、ICタグを利用する生産物流システムなどの研究が行われています。
現実問題を反映した数理モデルを考案する
データから状況を把握・分析し、さらにそれらを数理モデル化して最も効率的な解を導き出すための手法を学びます。データを収集した上で、そこから役立つ知識を得るための統計解析、ものづくりで力を発揮する品質管理や品質工学、現実問題を反映した数理モデルの構築、数学的手法で経営戦略などを研究するオペレーションズ・リサーチなどがあります。
人工知能を中心とした先端情報処理技術を習得する
プログラミング、アルゴリズム、ソフトウェア工学、人工知能、機械学習など、実践的な情報システム技術を習得します。「知識推論・音声対話・画像センシング・動作計画・機械学習を統合した統合AI」、「個人・群集の行動をシミュレートし意思決定と行動を支援する分散人工知能技術と災害避難への応用」、「人と共生する自律型汎用人工知能開発」、「深層学習によるパターン認識への応用」の研究も行われています。
経営•経済に関する諸問題を工学的に解決する
企業経営に必要となる経営や経済に関する問題を、工学的・数学的に解決する方法を学びます。経営管理論、金融リスクの評価と制御、投資理論、会計やマーケティング、経済分析や企業の意思決定メカニズムを考える決定理論などが対象になります。資産運用モデル、金融市場の分析、リアルオプションなど金融工学の研究、ゲーム理論、価格設定メカニズムなど経済分野の研究が行われています。