慶應義塾大学理工学部数理科学科 坂川研究室では、統計力学に動機付けを持つ確率論の諸問題についての研究をおこなっております。
確率論は例えばコインやサイコロを繰り返し投げるといったたくさんのでたらめに起こる現象の中から,一定の規則性を見つけ数学的に解析するということを大きな目標としています.
一方で統計力学における目標として,実際に我々の目で観測されるマクロなレベルの現象を,ある意味ででたらめに動いている膨大な数の分子・原子といったミクロなレベルから説明するということが挙げられます.
こういった考え方において確率論と統計力学は非常に相性がよく, 統計力学に由来するさまざまな問題が確率論の問題として数学的に考えられてきました。