慶應義塾

二瓶研究室 - 「光」が創る次世代の情報化社会

今や日本のインターネット人口は9000万人を超え、自由に希望の情報にアクセスできる高度な情報化社会が現実のものとなり始めています。

そのインターネット回線の基幹を担う光ファイバー網、そしてその情報を私たちの目に見えるように可視化するディスプレイなど、二瓶研究室では、情報化社会を「光」という観点から見つめ、様々な方法で光を操る素子の研究を進めています。

光を出す素子として、二瓶研究室では近年、ディスプレイへの利用でも注目を浴びている有機ELの研究に加え、【Electro Chemi Luminescence】エレクトロケミルミネセンスと呼ばれる有機ECLの実現を目指しています。有機ECLは、化学反応により発光する新しい方式で、有機ELが素材に固体を使っているのに対し、有機ECLは、液体を透明な電極で挟み込むというとてもシンプルな構造を採っています。そのため、有機ELが持つ大画面化、長寿命化が難しいという問題を解決するものとしても期待されています。しかし、研究中である有機ECLには、当然課題も残されています。