慶應義塾

管理工学科 学士(工学)の3つのポリシー

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

教育目標

慶應義塾大学の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を前提として、理工学の基礎的素養を備え、科学的・工学的な問題解決の考え方とアプローチを身につけ、旺盛な問題意識と異質な諸要素への関心に支えられた総合的な視野を持つ人材の養成を目標とする。管理工学の研究フィールドは、生産システム、インターフェイス設計、企業体、公的組織体から、交通システム、都市システム、世界経済や環境問題まで多様な広がりを持つことから、科学技術全般から人間心理や企業経営、社会動向までを勘案できる総合的な思考力と、問題発見の能力を涵養する。加えて、教育課程において定める所定の要件を満たした学生に対し、学士(工学)の学位を授与する。

資質・能力目標

資質・能力目標(1):問題解決に必要な原理、基礎的技術:情報科学と人工知能、システムと人間、応用統計と最適化、経営と経済に関する原理、原則、基礎的な知識、技術を修得する。

資質・能力目標(2):管理工学における諸領域の幅広い知識とその連携:幅広く管理工学の諸領域について理解し、領域間の有機的なつながりを意識することができる。

資質・能力目標(3):専攻領域における知識・技能:特定の専攻領域において深い専門知識と技術を修得する。

資質・能力目標(4):多角的な視点からの問題発見・解決能力:専門領域を軸としながらも、異なる分野の知識を融合し、複雑な現実社会の中から問題点を抽出し、解決を図る能力を身につける。

資質・能力目標(5):グローバルな視野を持ち多様な人々と協働できる力:国際社会における課題に対応し、異文化間での協働を効果的に行うためのコミュニケーション能力を習得する。

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の編成

管理工学科(学士(工学))は、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に掲げる資質・能力を養成するために、1. 総合教育科目、2. 外国語科目、3. 基礎教育科目、4. 専門教育科目、5. 自由科目を設置し、教育課程を体系的に編成する。4. 専門教育科目は、専門基礎科目および学科専門科目より構成する。

教育課程の実施

この教育課程の編成のもと、アクティブラーニング、フィールドワーク、課題解決型学習、インターンシップなどの教育法を組み合わせて教育を実施する。

学修成果の評価方法

本学科の教育課程により修得すべき資質・能力目標に対する学修成果の評価は、各科目において定める成績評価基準に基づいて行う。具体的には、定期試験、レポート、授業中の小テストや発表など、シラバスに定める方法によって行う。また、アセスメントプランを念頭に置きつつ、学生による授業評価アンケート等を組織的に実施することで、学生の主体的かつ自律的な学修を促しつつ、授業改善に向けた取り組みを推進する。

資質・能力目標と教育内容との関係

資質・能力目標(1):問題解決に必要な原理、基礎的技術:情報科学と人工知能、システムと人間、応用統計と最適化、経営と経済に関する原理、原則、基礎的な知識、技術を修得する。

そのため、数学と情報学の基礎を学ぶ基礎教育科目(第1学年)、管理工学用数学を始めとする数学・情報科目、管理工学基礎演習を有する専門基礎科目(第2学年)を編成する。

資質・能力目標(2):管理工学における諸領域の幅広い知識とその連携:幅広く管理工学の諸領域について理解し、領域間の有機的なつながりを意識することができる。

そのため、管理工学概論をはじめとする管理工学の基礎を学ぶ専門基礎科目(第2学年)、諸領域の科目群を有する学科専門科目(第3・第4学年)を設ける。

資質・能力目標(3):専攻領域における知識・技能:特定の専攻領域において深い専門知識と技術を修得する。

そのため、管理工学の多様な分野の学修を深めることができる学科専門科目(第3・第4学年)を設置する。

資質・能力目標(4):多角的な視点からの問題発見・解決能力:専門領域を軸としながらも、異なる分野の知識を融合し、複雑な現実社会の中から問題点を抽出し、解決を図る能力を身につける。

そのため、管理工学の基本概念を実験で学修する理工学基礎実験を含む専門基礎科目(第2学年)、管理工学実験・演習を通じて社会における問題への適用手法を学ぶ学科専門科目(第3・第4学年)を設ける。

資質・能力目標(5):グローバルな視野を持ち多様な人々と協働できる力:国際社会における課題に対応し、異文化間での協働を効果的に行うためのコミュニケーション能力を習得する。

そのため、英語および多様な言語を習得できる外国語科目(第1・第2学年)と、諸言語を工学とのつながりを意識して深く学ぶことができる総合教育科目(全学年)、外国語文献を読みこなす能力を身につける管理工学輪講を含む学科専門科目(第3・第4学年)を編成する。

以上の資質・能力目標を最終的に達成するため、第4学年において研究室に所属して、それまでに習得した専門的知識と技術を生かして最先端研究に取り組む卒業研究を行う。

入学者受け入れの方針
(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

理工学部では、その教育・研究理念に沿って、未知の領域に挑戦する強い意志と、深い洞察力と豊かな創造力を持ち、幅広く国際教養を身につけ、これからの日本と国際社会を先導する優れた人材の育成を目標としている。入学者選抜では、これに応えることができる、意欲が十分にある人材を受け入れる。

(1)理工学部における学修と研鑽に必要な基礎学力を有することを求める。

(2)特定の学問分野に対し、強い興味を有する学生を求める。

(3)一定水準以上の優れた学業成績を修めていることに加えて、高いレベルの自己実現を図ろうとする情熱と意欲を持つ人材を求める。

(4)海外で教育を受けた場合、その学歴背景を尊重し、広く多様性のある優秀な入学者を受け入れる。

(5)多様性を尊重し、海外で教育を受けた外国人留学生を受け入れる。

(6)慶應義塾において教育を受け、理工学部の教育理念と研究内容をよく理解している一貫教育高等学校卒業生を求める。

(7) 慶應義塾大学理工学部以外の学部において1年次教育を受け、理工学部での学修と研鑽を強く希望し、それに必要な基礎学力を有する学生を受け入れる。

(8) 慶應義塾大学を卒業し、理工学部での学修と研鑽を強く希望し、必要な基礎学力を有する者を受け入れる。