慶應義塾

未来構想キャンプ2013

SFC未来構想キャンプとは?

SFCでは、 今年も「未来構想キャンプ」を開催します。「キャンプ」は、いわゆる「野営」ではありませんが、現場で自分たちの能力や経験を活かし、創意くふうを行動に結びつけることの重要性を学ぶ環境です。SFCが標榜する、さまざまな問題へのアプローチには、「実行力」が求められます。「キャンプ」は、あらかじめ準備されていますが、具体的な動きは、現場の状況に応じて即興的にデザインされます。私たちは、柔軟な発想やヒラメキは、予期せぬ形で、そしてしばしばインフォーマルな場所で生まれることを経験的に知っているのです。その意味で、「キャンプ」では、人と人とのコミュニケーションを理解するためのヒントもたくさん見つかりそうです。

そもそも、「キャンパス」も「キャンプ」も、「平らな場所・広場」を意味する、ラテン語の「カンプス(campus)」から派生しています。大学における知的活動の本質は、自由闊達な議論をつうじて、特別な時間を分かち合うことなのです。「未来構想キャンプ」は、多様な知識や知恵がぶつかり合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場所です。

今年も、5つの「キャンプ」が計画されています。それぞれのプログラムで、SFCのものの見方・考え方に触れることができるはずです。「キャンプ」に集う仲間たちとともに、頭も身体も忙しく動かして、もう一歩、未来に向かってすすみましょう。

  • 対象は高校生となります。

  • 申込者多数の場合は選考を行いますので、予めご了承ください。

  • 参加費は無料です。(昼食は自己負担)

  • 当日ワークショップにおいて顕著な活躍を見せた高校生に対して表彰を行います。

  • 当日は節電の関係等で、快適なキャンパス環境を提供できない可能性がございます。服装の工夫などご協力お願い致します。

  • 当日は慶應義塾大学の記録および広報活動の一環として、カメラマンによる撮影を行います。撮影した写真は大学のウェブサイトや広報誌等に掲載させていただくことがあります。

日程

2013年8月1日(木)9:00~17:30 <今年度は終了しました>

会場

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

お知らせ

  • <重要> (7/1)お申込みをいただいた全ての方に選考結果のメールをお送りしました。受信できていない方は、ドメイン指定受信やURL付きメール拒否など、迷惑メール対策設定を見直しのうえ、camp-request@sfc.keio.ac.jpまでご連絡ください。ご連絡後、事務局からのメールが届かない場合は、必ずお電話 (0466-49-3418)にてお問合せください。

  • (6/24 正午)ワークショップの申込みを締切りました。申し込まれた方は下記<重要>をご確認ください。

  • <重要> お申込いただいた方には受付確認のメールをお送りしています。受信できていない方は、ドメイン指定受信やURL付きメール拒否など、迷惑メール対策設定を見直しのうえ、camp-request@sfc.keio.ac.jpまでご連絡ください。ご連絡後、事務局からのメールが届かない場合は、必ずお電話 (0466-49-3418)にてお問合せください。

  • (5/24)ワークショップの申込み受付を開始しました。<申込み締切:6/24(月)12:00(正午)>

  • (5/20)ワークショップの概要を公開しました。お申込み開始は5月末頃を予定しています。

ワークショップ

WS01: コンピュテーショナルデザイン・ワークショップ ~ 生成的なグラフィック表現によるポートレート ~

コンピュテーショナルデザイン・ワークショップ私達はFacebookやLINEやtwitterを通して日々誰かと向き合っています。ソーシャルなネットワークを通して抱く「誰か」のイメージは、Face-to-Faceに直接向き合うときに感じるそれとは明らかに異なります。インターネットのユニバーサルな空間で展開されるアクティビティを代表するのは、リアルな顔ではなく、類像化されたアイコンやキャラクターになりつつあります。このような時代においてポートレート(肖像写真)はどのような意味や価値を持ちうるでしょうか?本ワークショップでは、コンピュータを用いた新しいポートレートづくりを通して、これらの問題を考えてみたいと思います。写真が主たる撮影装置であった20世紀はレイヨグラフやソラリゼーションといった光学的なフィルタ表現が生まれ、その時代を象徴する活き活きとした肖像が多く残されました。それらはカメラという光学的なツールを最大限に活かすための工夫と格闘の上に生まれたものと言えるでしょう。一方で、21世紀を生きる私達の主たるツールは、パワフルなコンピュータとクリエイティブなプログラミング環境と言えます。コンピュータとその上で動くソフトウェアは、光学的というよりは生成的であり、抽象的な思考とアルゴリズミックな作法に基づいています。そのため、被写体となる「誰か」から受ける感覚的なイメージをロジカルなコードに展開する能力は21世紀の創作には不可欠なものです。ワークショップではデザイナーとアーティストのために開発されたProcessingと呼ばれるプログラミング環境を使って、写真に独自のフィルタを加え、アルゴリズミックかつ生成的な表現を適用したポートレートを作成します。プログラミングの特別な知識がなくてもだいじょうぶです。プログラミングを通した創作の面白さとその特徴を身体的に理解しながら、私達の顔について一緒に考えてみましょう。

担当者

脇田玲(環境情報学部)、加藤文俊(環境情報学部)

定員

15~20名程度

WS02: ロボティクスデザイン・ワークショップ ~ロボットの、ロボットによる、ロボットのための感情表現~

ロボティクス・デザイン・キャンプ多様なセンサを備えた小さなコンピュータとそれを繋ぐネットワーク。人の五感にアクセスするアクチュエータ。ユビキタス情報空間への恒常的なアクセス能力を手に入れることで、人は徐々にその認知能力と身体能力を拡張していきます。そして、人々の周りには、寄り添うように日々の暮らしを支援するロボットたちがいます。

人とコミュニケーションをとるロボットは、人間の姿形や動作、さらには表情を模倣すべき、とする考え方があります。その一方で、映画Star Warsに登場するR2D2やC3PO、WALL・Eの主人公のように、スクリーンで活躍するロボットやヒューマノイドの多くは、おおよそ人とは異なるシェイプを持ち、その動きも決してスムーズなものではありません。しかし、そんな彼らが見せる喜怒哀楽に観客の我々は一喜一憂し、果ては感情移入までしてしまうのです。一体何故でしょうか?ロボットたちのどのような仕草に、人は親近感を覚えるのでしょうか?

本ワークショップでは、まず、皆さんに身体的自由度が制限されたロボットに成り切ってもらいます。その上で、人間とのインタラクションの中で生まれる感情の表現方法、ロボットならではの表現方法を、ロボットの立場でデザインします。従来の方法とは全く逆のアプローチです。そして、それらをモーションキャプチャ等の最新の手法でコンピュータ上にモデル化し、実際のロボットやヒューマノイドに動作として教え込んでいきます。プログラミング等の専門知識は不要です。我々と一緒に新しいロボットとの付き合い方をデザインしてみましょう。

担当者

高汐一紀(環境情報学部)、加藤貴昭(環境情報学部)

定員

20名程度

WS03: 創造社会ワークショップ~創造社会ワークショップ~

「未来はすでに訪れている。ただし、あらゆる場に等しく訪れているわけではない。」――― これは、SF作家ウィリアム・ギブスンの言葉です。未来の萌芽は、すでにどこかに存在しているというわけです。そうであるならば、未来の社会を構想するには、ただ漠然と未来をイメージするのではなく、今どこかにある未来の萌芽を見出し、育てていくことが大切だということになります。本ワークショップでは、一部の人が行なっている「未来の萌芽」の行動・活動から、コツ・秘訣を抽出し、それを言語化して、未来へとつないでいく「方法」について実践的に学びます。

担当者

井庭崇(総合政策学部)、清水唯一朗(総合政策学部)

定員

20名程度

WS04: 社会イノベーション・ワークショップ ~社会イノベーション・ワークショップ~

本ワークショップでは、レクチャー、ディスカッション、グループワークによるブレンデッド・ラーニングを取り入れ、地域の問題を探り、多角的な視点から実現可能な解決策を提言します。

地域においては、さまざまな制度や要因が複雑に絡み合い、自治体にも企業にも対処が難しい問題が随処に立ちはだかっています。従来、地域には、講や結などの相互扶助によって問題を解決する手立てがありました。しかし、地縁をベースとしたこのような仕組みが機能不全に陥りつつあり、自治体の財政状況も厳しさを増して、今後どのようにして浮揚を図るのか、その方策については試行錯誤の段階にあるといってよいでしょう。そのような中、昨今、地域のイノベーションを担う主体として大学の存在に注目が集まっています。今回は、SFCの先進的な取り組みを紹介しつつ、特に、地域における大学の役割、可能性、今後の方向性について皆さんと議論します。

ここでは、単なる分析に終わらせるのではなく、あるべきものを探究し、社会イノベーションをもたらすための実践知を創造することを志します。

担当者

飯盛義徳(総合政策学部)、中島直人(環境情報学部)

定員

20名程度

WS05: 外国語学習環境デザイン・ワークショップ  ~第二言語としての日本語学習環境をいっしょに創ろう~

外国語学習環境デザイン・ワークショップ外国語学習環境デザイン・ワークショップグローバルな人的移動と接触の中で、国際語としての英語が隆盛するとともに、地域言語をお互いに学び合う必要性が高まっています。地域言語とは、世界の各地域で使用されている言葉です。SFCでは、世界の人々と互いに言語文化背景を理解し合い、互恵的・創発的に共存することを重要視して多言語主義を掲げ、中国語・韓国語・マレーインドネシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語等々多様な地域言語を学ぶカリキュラムを提供しています。その中で、日本語以外の言語を第一言語(母語)とする人には、日本社会の地域言語である日本語を学ぶカリキュラムを提供しています。

外国語学習環境デザイン・ワークショップ外国語学習環境デザイン・ワークショップグローバルな人的移動と接触の中で、国際語としての英語が隆盛するとともに、地域言語をお互いに学び合う必要性が高まっています。地域言語とは、世界の各地域で使用されている言葉です。SFCでは、世界の人々と互いに言語文化背景を理解し合い、互恵的・創発的に共存することを重要視して多言語主義を掲げ、中国語・韓国語・マレーインドネシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語等々多様な地域言語を学ぶカリキュラムを提供しています。その中で、日本語以外の言語を第一言語(母語)とする人には、日本社会の地域言語である日本語を学ぶカリキュラムを提供しています。

担当者

杉原由美(総合政策学部)、國枝孝弘(総合政策学部)、野村亨(総合政策学部)、李洪千(総合政策学部)、倉林修一(環境情報学部)

定員

20名程度

タイムテーブル

9:00 ~ 9:25 集合・全体ガイダンス(8:30受付開始)

9:30 ~ 12:00 ワークショップ(午前の部)

12:00 ~ 13:00 昼食(全体)※昼食は参加者負担です

13:00 ~ 16:00 ワークショップ(午後の部)

16:00 ~ 17:00 総合政策学部長・環境情報学部長 講評

17:00 ~ 17:30 表彰式

未来構想キャンプに関するお問い合わせ

未来構想キャンプに関するご質問がございましたら、お電話またはEメールにてお気軽にお問い合わせください。

慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部 SFC未来構想キャンプ担当