ユーザがソフトウェアパッケージをインストールする際に,npm 等のパッケージマネージャは当該ソフトウェアやその依存ライブラリの真正性検証や脆弱性の検出等を行う.しかし,ソフトウェアのメンテナンス頻度や開発コミュニティの活発性等,それらのソースコードの管理のされ方までをユーザが意識する事は稀だ.ソースコードの管理され方が不透明な場合,メンテナが変わる等の要因でマルウェアが混入されるリスクが生じる.本稿では,ソフトウェアをパッケージマネージャによりインストールする際,そのソフトウェアと依存ライブラリのソースコードの管理のされ方を検証し可視化する機構を npm パッケージマネージャのアドオンとして提案する.本機構はソースコードの管理のされ方の可視化を含む SBOM (Software Bill of Materials) を動的に作成し,当該ソフトウェアが孕むリスクをユーザが事前に把握するのに資する.本稿では,npm パッケージマネージャを元にソフトウェアをインストールする際に使用される本機構の評価に向けた,パッケージ 1 件当たりのソースコードの管理のされ方の検証時間を手動で確認した.