System of systems / アーキテクチャ / コンピテンシー / システムズエンジニアリング / 育成手法 / 能力評価 / プロトタイピング / 育成
今年度は研究計画の初年度であったことから、研究課題に関連する理論的基盤と方法論の整理を主目的とし、国内外の関連論文および文献調査を中心に研究を進めた。特に以下の3つの観点から文献調査および理論整理を行った。
1) System of Systems (SoS) アーキテクチャ設計理論の体系化:SoSアーキテクチャ設計に関する最新の理論研究や、具体的な設計手法に関する国内外の文献・レビュー論文を精査し、現時点における理論的枠組みを整理した。
2) コンピテンシー育成手法に関する具体的な調査:SoSアーキテクチャ設計を行う人材に必要なコンピテンシーを効果的に育成する手法を明らかにするため、プロトタイピングを活用した実践的教育手法に関する研究事例を中心に調査を実施した。特に、国内外の技術教育およびアーキテクチャ設計教育におけるプロトタイピングの効果、実施上の課題、成果に関する文献を収集し、方法論として取り入れるための条件や実施フレームワークについて詳細に分析した。
3) コンピテンシー評価方法に関する検討:育成したコンピテンシーがどの程度向上しているかを適切に評価する方法について、コンピテンシー成熟度モデルや評価フレームワークに関する最新の研究動向を調査した。特に、SoSのような複雑かつ多様な知識やスキルを要する分野において、有効性が認められている評価手法やモデルを整理し、それらが持つ長所と短所について精査を進めた。
これらの調査活動を通じて、SoSアーキテクチャ設計に必要なコンピテンシー育成に向けて、基礎的かつ重要な成果を得ることができた。