五山文学に関する資料紹介と論文を集めたもので、第一部 総論・論考、第二部 漢詩集―解題と翻刻―、第三部 漢詩の注釈―解題と翻刻―、第四部 その他―解題と翻刻―、から成る。
日本の古典籍を実際に調査するための入門書。第一部―古典籍を見る(実践編)、第二部―古典籍を知る(知識編)、第三部―古典籍を読む(応用編)から成る。文様見本(カラー口絵)のほか、付録として書誌調査の流れ(実例)、和暦西暦年表、参考文献、索引を付す。
平安時代後期から室町末期までの日本における漢文学の作品および中国文学の受容について論じたもの。
中世水墨画の画題として普及した瀟湘八景は、また漢詩や和歌に詠まれる題材でもあった。五山文学における導入から、南北朝・室町時代における普及の様子、日本各地に作られたご当地の八景、江戸時代における八景関係書の出版、特に著名な玉澗作の八景詩の注釈書など、瀟湘八景にまつわる文化現象を通観する。
江戸時代に詩人として活躍した禅僧の詩に詳細な注釈を施したもの。曹洞宗の宗統復古運動に携わった独菴、黄檗派に属して荻生徂徠ら古文辞派と親しかった大潮、同じく黄檗派の僧で後に還俗して京で煎茶を普及させた売茶翁、六如や伊藤若冲らを指導した臨済宗の大典の四人を取り上げる。