移植医療の進んだ米国では、肝移植患者の在院日数は短く、早期から外来通院する。そのため、外来の環境(手すりや椅子)についても、腹部に負担がかからないよう工夫している。より良い外来看護を提供するために、外来通院中レシピエントのQOL調査を行った。
わが国で最初の生体肝移植が行われてから20数年を経た今、多くの患児が成長発達を遂げ社会の中で生活をしているが、小児から成人への移行期支援が整っていないのが現状である。移行期支援のプログラム(野外教育活動)を構築し、その効果を可視化した。
わが国における臓器移植は、平成9年に臓器移植法が施行されたものの、脳死下の臓器提供数が極めて少なかった。しかし、平成22年の同法改正後、かずかながらも臓器提供者数は増えている。看護者として、移植医療に直面する機会が増えたのであるが、一方で、看護基礎教育の中では移植に関する教育は設置されていない。移植看護教育の必要性や実際の教育方法について調査した。
小児肝移植患児の移行期の自己管理体制の一つとして構築した野外教育活動の効果を可視化するとともに、更なるプログラムの開発と固定化を図る。