日本が価値判断を回避することで、実は漠然たる国民意識が唯一の価値観として浮上し、これが周辺国に日本の右傾化を印象付ける。一方中国は、「土」の反乱が「公」の論理を凌駕するという構図を国際イシューにまで拡大させ、人権問題でも十分な対応をとっていない。今後はこの両国の対話が、アジアにおけるグローバル化を受動から能動に変えうるかどうかに、深く関わってくる。