慶應義塾

井上 浩義

イノウエ ヒロヨシ

Inoue, Hiroyoshi

医学部/教授

基本情報

専門

放射線学、創薬化学、天然物化学

関連リンク

研究者番号

10213175

研究室情報

〒108-0074

横浜市港北区日吉4-1-1

電話
Fax
045-566-1305

論文審査資格

医学研究科における論文指導資格 : 修士

略歴

経歴

1989.04 - 1993.05

山口大学医学部生理学教室助手

1993.06 - 1995.03

MediTech International Inc.前臨床試験評価担当

1995.04 - 1998.07

吉富製薬株式会社創薬研究所研究主任

研究

研究概要

1.膜技術を用いた新規物質分離方法の開発 物質の分離・精製において、高いエネルギー効率を実現する膜分離技術を複合的に利用する研究を行っている。現在、乳由来タンパク質の分離・精製および放射性廃水処理に関して基礎研究および実用化研究を行っている。前者では、牛乳から高機能性タンパク質であるラクトフェリンを分離し、その後、結合鉄を剥離し、アポ化する技術(特許取得済)の開発に成功し、ニュージーランドにおいてアポラクトフェリン(写真1)の製造を行ない、世界的に販売している。また、更には当該技術の応用として、焼酎残渣から機能成分を膜を用いて抽出する技術を確立し、本技術で作られた機能成分が国内で販売されている。 2.アプタマーによる分子認識 近年、医療分野における加齢黄斑症治療薬などの実用化によって注目を集めている構造特異的結合ツールである一本鎖核酸(アプタマー)を用いて、生体分子等を認識するシステムの研究を行っている。更に、当該アプタマーの化学的安定修飾を施すことにより、当該アプタマーを用いた電気化学的定量法、免疫学的定量法、あるいは医療用医薬品としての開発研究を学内外の研究者と共同で行っている。本研究の過程において開発された技術を用いて、糖尿病性血管合併症等の原因として注目を集めている終末糖化産物(Advanced Glycation End-products; AGEs)、特にその中でも毒性の強いGlyceraldehyde由来AGEの血中濃度測定キット(写真2)が誕生し、現在、市販されている。 3.小中高校生への科学教育 高い意欲と能力を有する小中高校生を核として、広範な子どもたちに基礎的科学知識の普及と最先端科学の紹介を行うことで、国民の科学的リテラシーを醸成すると共に、利益相反科学技術を科学的に議論する力を養うための教育活動を1998年より実施している(写真3)。2011年までに当該教育を受講した子どもたちは3200名を超え、インドなどの海外でも活動している。2009-2011年度は慶應義塾大学未来の科学者養成講座「はばたけ、世界を先導する医学者へ」の実施責任者として当該教育活動を深耕させている。

研究キーワード

  • 糖尿病
  • 消化管
  • 機能性膜
  • 物質分離
  • 放射性同位元素
  • 放射線管理

研究分野

高分子化学

原子力工学

薬理学

研究活動

Scopus論文情報

最終更新日
年ごとのScopus論文数
出版年論文数
19891
19912
19921
19931
19941
20005
20013
20021
20034
20043
200519
20069
200712
20085
20093
20101
20123
20132
20143
20161
20171
20182
20192
20201
20211
総文献数
87
総引用数
2852
h-index
30

教育活動

社会活動

所属