「日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development: 以下「AMED」と表記)」が2015年4月1日に創設され,これまで文部科学省,厚生労働省および経済産業省がそれぞれに実施してきた医療分野の研究費配分等の機能をAMEDに集約することにより,された。これにより、基礎から実用化までの切れ目ない研究開発の推進,成果の円滑な実用化や研究開発のための環境整備等の総合的かつ効率的な運営を開始した。
政府の「日本再興戦略(2013年6月)」 の中で重点的な取組と位置付けられた政策の1つが,健康長寿社会の実現であった。「日本再興戦略」では、医療分野も日本の戦略的産業と位置付けており、高度な医療の育成により「健康長寿社会」が実現され、国民一人ひとりに幸せをもたらすとしている。また、「健康長寿社会の実現」は、高齢者の社会参画による労働力の確保、増加する社会保障費の抑制といった効果も期待できる。