慶應義塾
1~1件(全1件)
2012.11

義塾賞

受賞者名
小野 修三
受賞区分
塾内表彰等

2012年2月に慶應義塾大学出版会より刊行された『明治監獄官僚と明治日本―小河滋次郎研究』は、犯罪者に対する刑罰執行が、ひたすら社会から隔絶された施設(監獄)のなかに行なわれることで、犯罪者の改善更生、すなわち社会のなかへの復帰という行刑の本来の目的にとってはマイナスの効果を生む矛盾のなかにあって、まず監獄の看守たちを教育し、次にその教育された看守たちによって彼等が日々接する受刑者たちが教育されて、社会復帰してゆくことを構想した明治日本の監獄行政官僚、小河滋次郎(1864~1925)に関する伝記研究である。