脊椎動物、無脊椎動物の体色、目の色、毛、羽毛や鱗の色など、体色を現わす色素とその産生の制御機構を記載した。
生物学は進歩が早く、専門的過ぎたり、内容が古くなっていたり、なかなか良い教科書にめぐり合わない。ならばということで、生命のしくみの面白さが伝えられるように、現在の生物のフロントも理解されるようにと願って書いた生物学の教科書である。生物学分野の入門者、専門外の大学生、医療関係の専門学校生、関心のある一般人にも読んで貰いたい。
色素細胞は動物の皮膚や眼、羽毛などにあってその体色を決定する効果器の細胞であるが、本著はその機能と発生分化の分子機構からメラノ-マなど色素性疾患への対応を探っている。